『鬼灯の冷徹』(ほおずきのれいてつ・2011年から2020年まで連載された江口夏実さんの漫画作品)の原画展に行ってきました。 日本の地獄を舞台にしたブラックコメディで、主人公の「鬼灯」は閻魔大王の第一補佐官を務める、有能で冷徹な鬼神です。 地獄を「運営サイド」の視点でとらえた日常的な物語として描き、鬼や妖怪、神獣、昔話の主人公、歴史上の人物などが登場します。おどろおどろしい地獄の要素を残しつつ、安心して笑える作品世界を構築しているところが素晴らしいです。 漫画原稿にカラー原画、色紙、巻物、屏風など、豊富な展示物が撮影OKということに驚きました。 Huluでテレビアニメを視聴して予習したのですが、地獄についての基礎知識も押さえておきたい思い、作者の江口夏実さんも尊敬している漫画家、水木しげるさんの『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』(マガジンハウス・2013年6月発行)で勉強しました。 『
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