23日に投票が行われた東京都議会議員選挙は、自民党が順調に議席を伸ばして50議席台後半に届く勢いで、都議会第1党の座を奪い返し、公明党と合わせて過半数を確保する情勢です。 一方、民主党は選挙前の議席の半分程度まで落ち込む見通しで、公明党を上回って第2党を確保できるかどうか微妙な情勢です。 NHKは有権者の投票行動や政治意識を探るために、投票日の23日、東京都内518か所の投票所で投票を終えた有権者、およそ4万5000人を対象に出口調査を行い、73%に当たるおよそ3万3000人から回答を得ました。 出口調査や情勢分析の結果、▽自民党は54から59議席になる見通しで、選挙前の議席を15以上増やし、前回・4年前に失った都議会第1党の座を奪い返すことが確実です。 ▽公明党は22から23議席を獲得する見通しで、これによって都議会で与党の立場の自民、公明の両党が獲得する議席は76から82議席になる見通