【調査手法】投開票日前の1カ月間(6月21日から7月20日)に発信されたツイートから、「賛成」「反対」などの表現を含むものを抽出。何について「賛成」「反対」しているのかを調べ、各テーマの賛否を議論しているツイートの数を求めた。参院選ツイッター投稿、1ユーザーあたりの平均発言数撮影会の様子をフェイスブックやツイッターなどで広めてもらう形の選挙運動を展開した伊藤洋介氏=5日午後、東京都内、白井伸洋撮影 参院選を通じて、ツイッター上には政治の世界と重なりつつも独立した論争空間があった。東北大の乾・岡崎研究室が開発中のシステム「言論マップ」を使い、賛成と反対を意味する単語を含むツイートを調べると、「TPP」「原発」に次いで「児童ポルノ禁止法案」を巡り熱心に意見が交わされていた。選挙では主な争点にならなかった法案に、利用者が敏感に反応していた。 参院選ビリオメディア 発端は5月に自民党、公明党、