新型コロナウイルスの感染者数が連日、過去最多を更新する中、対策について助言する厚生労働省の専門家会合が開かれ、感染が各地で急拡大する状況や、中等症などの患者が急増し、ひっ迫が始まっている医療体制の状況について分析が行われました。 また、重症患者などを除き、自宅療養を基本とする政府の方針についても意見が交わされました。 会合で示された資料によりますと、新規感染者数は3日までの1週間では前の週と比べて、全国では2.09倍と急激に増加していて、緊急事態宣言が出されている東京都では1.89倍、沖縄県でも2.17倍と急拡大に歯止めがかかっておらず、今月2日から宣言の対象地域に追加された地域でも、神奈川県で2.26倍、千葉県で2.04倍、埼玉県で2.03倍、大阪府で1.90倍と1週間前の2倍前後の急拡大になっています。 また、今月2日からまん延防止等重点措置が適用されている地域でも、北海道で2.04倍