最初そうめんだと思った 3年ほど前、 中国の友達が「自分は刀功(タオコン)がない」と嘆いていました。 「刀功」という字だけ見るとチャンバラのうまさのこと?と勘違いしてしまいそうですが、意味は「包丁さばきの技術」だそう。 彼女が「そういえば、中国にはすごい刀功がある人だけが作れる料理があるよ」と教えてくれたのが、 百度百科「文思豆腐」文思豆腐_百度百科 (baidu.com)から引用 この「文思豆腐」でした。 私は最初「ん?そうめん?」と思ってしまいましたが、これはなんと豆腐を糸のように千切りしているのです。 YouTubeでプロの技を見ることができます。 凄腕料理人の包丁には迷いが一切なく、サクサク切り込んでいきます。 一見、豆腐を包丁で叩いているだけのように見えるのですが、 スープにいれると、細い豆腐の糸が菊の花びらのように広がります。その美しさたるや・・・ 「文思」は清時代の僧侶の名前