拡張属性(EA)とアクセスコントロールリスト(ACL) Tigerで追加されたのが、拡張属性(Extended Attribute)とアクセスコントロールリスト(Access Control List)だ。この2つの概念自体はすでに商用UNIXではお馴染みのものだろう。 簡単に説明すると、ファイル名やパーミッション、作成日時や更新日時、所有者とグループといった、あらかじめ決められた属性以外に、ファイルの内容により即した属性をユーザーやアプリケーションが自由に割り振れるようにするというのがEAである。また、これまでの所有者、グループ、それ以外に読み、書き、実行を割り振るという大雑把なパーミッションに対して、指定ユーザーやグループに対して個々にアクセス権を割り振るという、より詳細なアクセスコントロールを実現するのがACLだ(実行例1)。 $ sudo /usr/sbin/fsaclctl -p
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