はじめに この連載では、ほぼすべてのサイズのプログラムで利用できる簡単なアプリケーションアーキテクチャの作成について見ていきます。記事中で使用するコードは概念を説明するためのものであり、実際に使用するためのものではありません。 パート1:データに知能を持たせる すべてのアプリケーションは一連のオブジェクトからなり、これらオブジェクトの多くはプロパティ群を公開しており、外側から操作できるようにしています。データメンバーを直接公開するのではなくプロパティを使用するのには、2つの利点があります。1つめはgetter/setter内に暗黙の操作を実装できること、2つめは、暗黙の操作を実装しない場合でも、リフレクションなどのツール向けに共通の基準を提供できることです。まずは、インボイス(請求明細書)を表す簡単なクラス群を考えてみましょう。 public class Invoice { Invoice
![スマートなアプリケーションアーキテクチャの構築(1)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/106c7e478be88bc515873fc79870c7b92dd94618/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fcommon%2Fimages%2Fczlogo4fb_ogp.png)