口さみしくなってチョコレートやアメを口にしたり、のどが乾いたときも水ではなくジュースを飲んでしまったりするのは、それらがおいしいからという理由だけではありません。食生活には欠かせない、身近な存在の砂糖ですが、常習性の高い物質の条件をすべて満たしているため、「砂糖中毒」とも言える状態に陥っている人は意外に多いのではないでしょうか。 砂糖はアルコールやコカインの作用と似たような形で、脳内の神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンの分泌を促します。砂糖は肥満や高血圧症、心臓病、糖尿病、そしてうつ病などの疾患の発症に関連していて、危険性が指摘されているにもかかわらず、常習性があるため砂糖を食生活から排除するのは非常に難しいことです。また、常日ごろから砂糖をたくさん摂取している人は、それなしで生活するのは非常に困難になり、ずっと食べずにいると禁断症状を起こしてしまいます。 しかし、その禁断症状が続く
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