出版社のつけた「幸運の法則」なんて帯がこの本の価値を貶めているように感じました。 ギャンブルと株について、数学者がどうアプローチしたかについて丹念に取材した本です。 数学者の考え方を難しい式を使わず、いいたとえ話とグラフで見事に説明してくれています。 出てくる人は情報理論の基礎を築いたシャノン、記録的な投資信託を作り上げたソープなど有名人がたくさん出てきます。彼らがギャンブルについてどう考察し理論を作り、かつ、行動したか。そんなことをやっていたことすら知ってる人は、ほとんどいないと思います。見方をかえると、アメリカの金融工学の元ネタの歴史のような本です。 また、賭け方の究極「ケリー基準」について知っておくことは投資を志す人なら損にはならないと思います。私も知りませんでしたが、投資活動とケリー基準についてガルブレイスを始めとし、多くの学者がいろんな考え方をしているのです。 数式がないとはいえ
オーリッドという日本のIT企業が注目を集めている。売上高は40億円規模。法人向けWebサービスを提供していたが、昨年から個人向けサービス「KYBER」を開始した。16日に発売した「KYBER Smartnote」(写真、3冊1500円)は、そのサービスの目玉だ。 見た目はごく普通のノート。メモをしたり、議事録をとったり、普通のノートとして使える。ノートをiPhone付属のカメラで撮影し、KYBERのWebサイトにアップロードすると、画像のデータがクラウドサーバー上で管理される(Androidには10月対応予定)。そこまではこれまでのクラウドサービスにもあったもの。「Evernote」を思い浮かべる人もいるだろう。 だが、話はここからだ。 しばらくすると、手書きのメモが文字データになって送られてくる。いわゆるOCR(画像からの文字起こし)だが、その精度は異様に高い。ほぼ完璧だ。納品までも最速
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