ごく近年まで、ピアノの稽古はバイエルからはじめるものだとされてきた。すべてのピアノ初学者が、この教則本とむきあっていた時期もある。欧米でも、まったくもちいられなかったわけではない。しかし、これだけよろこばれたのは、日本だけであった。バイエルでピアノをはじめるならわしは、日本文化の一項目になっていたと、著者は言う。その背後には、音感の育成を重んじた日本の音楽教育があったらしい。じっさい、この教
民謡は,土地に結びつくと同時に,歴史的・政治的・文学的・経済的・音楽的・テクノロジー的なつながりを世界規模で持ってもいる。本書はこうしたつながりを明らかにするために,世界各地の民謡やその採集と流通,そして言説・価値・応用における歴史の類似と相違を比較していく。 序 章 うたに脈あり(細川周平) ——民謡の通文化的研究に向けて 1 民謡、この面妖なもの 2 もうひとつのあらすじ 第Ⅰ部 民謡を考える——概念の形成史 第1章 黎明期の民謡収集・研究とヘルダーの「民」の概念(阪井葉子) 1 ヘルダーの民謡論と「民」の概念 2 批判者ニコライ 3 ロマン主義化された「民」の概念−−アルニム、ブレンターノとグリム兄弟 4 「民」概念の変容と第二次大戦後のヘルダー評価 第2章 インドにおける「フォーク」概念の変遷と特徴(井上貴子) 1 インドの言語政策と「フォーク」概念 2 サンスクリット語の音楽理論
『今すぐ購入する』をクリックで購入者様情報などの入力画面へ進みます。 送料は一律300円。3000円以上の購入で送料無料。 国内のみ、ヤマト運輸のネコポス(※ネコポスでの発送不可の場合は発払い)での発送となります。 商品はご注文又はご入金確認後、3営業日以内を目安に発送となります。 聞くより読むほうが好きかも!? 音を語る/読むことの中毒性を真空パックした、 日本初(?)の音楽本ガイドブックです! アリストテレスの昔から(?)、古今東西、 人類は、音という捉えどころのないものをなんとか言葉にしようとしてきました。 そんな空をも掴まんとするドン・キホーテ的営みゆえに、 音楽をめぐる文章というものは、ときには必要のないものとされ、 反対に、それをなしとげたときには桁違いの賞賛を浴びてきたのです。 本書は、そんな「音と向き合った」言葉をかき集めてみました。 「音楽批評なんて、音楽のツマみたいなも
ASCII Booksのサイトをご利用いただき、ありがとうございます。 2016年12月6日をもちまして、サイトを閉鎖させていただくことになりました。 今までサイトをご利用いただき、ありがとうございました。 アスキー・メディアワークスを引き続き、よろしくお願いいたします。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く