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2016年5月12日のブックマーク (2件)

  • コラム別に読む : 我が詩的自伝―素手で焔をつかみとれ! 吉増剛造さん - 大上朝美 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■詩の源、自分でもびっくり 前衛的な詩活動で日芸術院会員、文化功労者。そんな肩書とパフォーマンスのおちゃめさに、すごいギャップがある詩人の「自伝」。 聞き手と編集者の3人で1年近く対話を重ね、語りを書き起こしては、手を加えた。「楽しい作業でした」という。東京から和歌山に疎開した幼年期以来の過去をたどり、記憶を呼び起こす。「年も年だし、気になり、正直に、慎重に」……ところが、記憶は言葉になる時に微妙にずれて揺らぎ、それを意識する精神の働きでまたずれる。記憶と言葉の揺らぎの奥を探る足取りが、異様に面白い。 新しく想起されることもあった。例えば初期の詩「空からぶらさがる母親」。自分でマザコンの詩だと思っていたが、疎開先の和歌山で、米軍機が大量の銀紙を空一面にまいた光景が心に焼き付いて詩の源になっていたとわかり、「自分でもびっくり」。 「僕は戦争の非常時の子で『非常時性』が生命の一番奥深くにあ

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  • 空犬通信 オープンから4か月……荻窪の本屋Titleの棚を紹介します

    東京・荻窪に、今年の1月できた屋さん、Title。オープンから4か月がたちました。同店については、今年の1月、オープン翌日の様子をごくごく簡単にレポートしているのですが、そのときは、店内が混み合っていましたし、店内の紹介はやはり棚が少し落ち着いてからのほうがいいと思ってもいましたので、店内の撮影はなしでのレポートとしました。 先日、連休中にお店を訪ね、店主の辻山さんにいろいろ話を聞かせてもらい、今回は店内の撮影もさせてもらってきましたので、お店の様子を写真中心でレポートしたいと思います。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は5/2の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。) ↑お店の外観。店の外に雑誌ラックはありません。代わりにというわけではありませんが、ウインドーにはが面陳で並んでいます。ここに並んでいるを見て店内に入ってくるお客さんも。ただし、辻山さん

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