リモートレポジトリのHEADは、そのリモートレポジトリのデフォルトのブランチを表します。これが設定されていると、リモートレポジトリのレポジトリ名だけ指定したときに、そのデフォルトブランチが指定されたものとして振る舞います。 例えば、origin/HEADがorigin/masterを指しているとき、git checkout -b test originは、git checkout -b test origin/masterと同じ意味になります。デフォルトブランチが指定されていない場合、上記のコマンドは(originというブランチがない限り)エラーになります。 リモートレポジトリのHEADは、git remote set-headコマンドで指定できます。