今年、ウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンしたことはアイヌの人々にとって重要な成果でした。アイヌの文化、遺産、伝統を守り、広めるために萱野りえさんが行っていることをご紹介します。 https://t.co/JlgJS2Ga9Q
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今年、ウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンしたことはアイヌの人々にとって重要な成果でした。アイヌの文化、遺産、伝統を守り、広めるために萱野りえさんが行っていることをご紹介します。 https://t.co/JlgJS2Ga9Q
Published 2020/04/27 07:00 (JST) Updated 2020/05/01 14:30 (JST) 店内に入ると、昆布の香ばしい香りが漂っていた。観光名所の「札幌市時計台」からほど近いアイヌ料理専門店「ケラピリカ」。アイヌ語で「おいしい」という意味だ。エゾシカのサッカム(干し肉)、サケのサッチェプ(薫製)、キトピロ(ギョウジャニンニク)の漬けもの。昆布の香りの出元は、具だくさんの汁物「オハウ」だ。自然の食材を優しい味付けで整えた民族の家庭料理がテーブルに並ぶ。伝統楽器ムックリのビョン、ビョーンという幽玄な音色も相まって食欲をそそる。 店主はアイヌ民族にルーツを持つ今博明さん(52)。23年腕を磨いた大阪を離れ、昨年、店を開いた。「国内唯一のプロのアイヌ料理人」と胸を張る今さんがこの道を選んだのは、すさまじい差別を受けたことがきっかけだった―。(共同通信=大日方航
新著で、近江商人らに生活を奪われたアイヌ民族の苦難について焦点を当てた駒井さん(高島市安曇川町北船木) 滋賀県高島市の近江商人研究家駒井正一さん(69)=安曇川町北船木=が、新著「アイヌ民族の戦い-知られざるアイヌ民族の戦いの真相」を自費出版した。江戸時代、北海道に進出した近江商人らに、生活を奪われたアイヌの人々の苦難に焦点を当てている。 駒井さんは元中学校教諭。近江商人だった先祖の足跡を探ろうと、1981年から研究を始めた。近江商人とアイヌ民族の関わりについては、94年ごろから調べ始め、2005年には、幕末期に北海道で漁業経営をしていた近江商人が、アイヌ民族を雇用したことを裏付ける当時の約定証文を、道立図書館北方資料室(江別市)で発見した。 これらの文献を基に、近江商人が道内での漁業経営を通じて富を増やした一方で、アイヌの人々を低賃金で雇い、不平等な物々交換をしていた実態を「近江商人の漁
右派団体、日本会議北海道本部が21日、アイヌ民族が先住民族であることに疑問を投げかける内容の講演会「あなたもなれる? みんなで“アイヌ”になろう?」を札幌市の白石区民センターで開く。主催者によると「アイヌ利権」につながるとする国のアイヌ政策への批判も語られる見通しで、道本部のホームページに講演会のテーマなどが掲載された後から、アイヌ民族差別への懸念や抗議が市に相次いでいる。 日本会議は中心メンバーの国会議員が今月発足した第4次安倍再改造内閣や自民党執行部に入るなど、影響力が大きい団体。北海道旭川市の医師、的場光昭氏がアイヌは先住民族でないとする「科学的アイヌ先住民族否定論」、元道議の小野寺秀氏が「これまでのアイヌ政策、これからの『アイヌ新法』」と題してそれぞれ講演する。
(CNN) 日本で生まれ育ったミュージシャンの加納沖(OKI)氏(62)は以前、自分がアイヌ民族であることを知らなかった。 アイヌの男性と離婚した日本人の母が、加納氏の実父がアイヌであることを伝えなかったのだ。加納氏がその事実を知ったのは二十歳の時だった。 北海道大学の研究者ジェフリー・ゲーマン氏によると、研究者や日本の保守政治家らは数十年にわたり、アイヌを「消えゆく民族」と表現してきたという。 しかし、アイヌの血を引きながらアイヌとして数えられていない人の数が数万人に上る可能性がある、とゲーマン氏は指摘する。アイヌに対する差別により、多くのアイヌの人々は何年も前に自分たちの素性を隠し、日本人と同化する道を選んだため、若いアイヌの人々は自分がアイヌであることを知らぬまま生きているという。 今年4月に成立したアイヌ新法には、北海道のアイヌ民族が日本の「先住民族」であると初めて明記された。同法
アイヌ民族を「先住民族」と初めて明記したアイヌ新法が19日、参院本会議で採決され、賛成多数で成立した。アイヌ文化振興法に代わるもので、差別の禁止を定め、観光や産業の振興を支援する新たな交付金制度の創設などが盛り込まれている。 新法は、アイヌの人々の民族としての誇りが尊重される社会の実現を目的に掲げ、伝統的な漁法への規制の緩和なども盛り込んだ。先住民族への配慮を求める国際的な要請の高まりも背景にある。 石井啓一国土交通相は19日の閣議後会見で「アイヌの人々が民族としての名誉と尊厳を保持し、これを次世代に継承していくことは多様な価値観が共生し、活力ある共生社会を実現するために重要だ」と述べ、新法の意義を強調した。 18日の参院国土交通委員会では「近代化の過程で多くのアイヌの人々が苦難を受けたという歴史的事実を厳粛に受け止める」ことなどを盛り込んだ付帯決議が、全会一致で採択された。(松山尚幹)
「ベルリン人類学民族学先史学協会」のパショス代表(右)から、アイヌの遺骨が入った木箱が北海道アイヌ協会の加藤理事長(中央)と内閣官房アイヌ総合政策室の平井室長に手渡された=ベルリンの在独日本大使館で2017年7月31日、中西啓介撮影 【ベルリン中西啓介】北海道内で盗掘されドイツで収蔵されていたアイヌ民族の遺骨について、日本政府は7月31日、ベルリンの在独日本大使館で返還式を開いた。収集から138年ぶりに遺骨は日本政府に返還された。国連の「先住民族の権利に関する宣言」に従い、外交ルートを通じた返還が行われるのは初めて。アイヌ民族を代表して出席した、北海道アイヌ協会の加藤忠理事長は「歴史的一ページを画す記念日になった」と述べた。 式には加藤理事長のほかに、収蔵団体である独民間学術団体「ベルリン人類学民族学先史学協会」(BGAEU)のアレクサンダー・パショス代表、内閣官房アイヌ総合政策室の平井裕
ドイツの学術団体が、かつて研究目的で収集されたアイヌ民族の遺骨6体を保管し、このうち1体は明治時代に札幌の近くの墓から掘り出されたものだと確認されたということで、団体では日本に返還したいとしています。 ドイツの首都ベルリンにある人類学や民俗学の研究者で作る学術団体によりますと、この団体もアイヌ民族の遺骨6体を保管しているということです。このうちの1体については、1880年発行のドイツの学術誌に、当時、日本に滞在していたドイツ人が、解剖学者に提供するため掘り出したとする記述があることがわかりました。 この中では、「1879年6月、札幌の近くの墓地で掘り出した。夜の闇の中、死者を汚すような行為だったため、急いで頭蓋骨だけを掘り出した」と記されています。 団体のウォルフラム・シーア会長はNHKに対し、「遺骨は非倫理的な形で収集されたことは明らかで、日本に返還する用意がある」と述べました。 団体で
政府制定の「北方領土の日」(2月7日)に反対し、北方四島などでアイヌ民族に自治権を認めるよう求める「琉球・アイヌの自己決定権シンポジウム」(アイヌ民族と連帯するウルマの会主催)が4日、浦添市のベッテルハイムホールで開かれた=写真。登壇者は琉球とアイヌがともに明治期に中央政府に郷土や文化を奪われ、現在も自己決定権が侵害されていることを訴え、連帯を呼び掛けた。 旭川アイヌ協議会会長の川村シンリツ・エオリパック・アイヌさん(65)=北海道旭川市=は北方四島について「アイヌの自治区をつくってほしい。そこでサケを取って暮らしたい」と話した。「政府はアイヌを先住民族と認め、琉球人は認めていない。認めれば先住権も認めなくてはならず、米軍基地の土地を沖縄の人々に返さなければならなくなるからだ」と指摘した。 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は、戦前から戦後にかけて人類学者が持ち去った
アイヌ民族の遺骨を研究のためとして収集し、現在も1000体余りを保管している北海道大学が、遺骨の返還を求められた裁判で和解が成立したことを受け、15日、このうちの12体を85年ぶりに返還しました。 このうち、北海道浦河町などの人たちが起こした裁判で、ことし3月、初めての和解が成立したことを受け、今回、遺骨の返還が実現しました。 返還されたのは昭和6年にアイヌの墓地から掘り出された12体の遺骨で、15日、関係者が見守るなか、札幌市北区の北大の納骨堂から運び出され、85年ぶりに浦河町に戻されました。 地元のアイヌの人たちは、北大の関係者と一緒に先祖の慰霊のため祈りをささげていました。 返還された遺骨は17日に浦河町内の墓地に埋葬されることになっています。 親族の遺骨が返還されたアイヌ民族の小川隆吉さん(80)は「返還を長年、待ち望んでいた。自分たちの土地で先祖を慰霊することができて、とてもうれ
偏見差別って、なかなか理解できません。またこの調査と報道は、偏見差別の実態と同時に、国民がアイヌ問題をどう理解しているのかという調査です。大きな問題は、ギャップです。 ■アイヌ72%「差別感じる」=国民全体2割弱、ギャップ鮮明アイヌへの差別や偏見が「ある」と答えた割合は、アイヌ自身が72.1%に上ったのに対し、国民全体では17.9%にとどまり、双方の認識ギャップが浮き彫りになった。 出典:アイヌ72%「差別感じる」=国民全体2割弱、ギャップ鮮明―政府調査 時事通信 2月26日 この調査は、差別の実態や理由を分析するため、アイヌの人々に対象を限定し初めて全国で実施した意識調査です。 その結果、アイヌへの偏見差別が存在していると感じているアイヌの人が7割もいるのに、そのような偏見が存在していると感じている国民は2割しかいなかった、このギャップは問題であるという報道です。 内閣官房アイヌ総合政策
北海道・新千歳空港に掲げられているプロ野球北海道日本ハムファイターズの巨大バナー広告にある「北海道は、開拓者の大地だ」との表現は先住民族の権利を害し遺憾として、アイヌ民族の最大組織「北海道アイヌ協会」(札幌市)が球団側に配慮を求める文書を提出する方針であることが7日、関係者への取材で分かった。 日本ハムの球団関係者は共同通信の取材に「解釈の相違であって、スポーツにおいて何事にもチャレンジし、道を切り開くという意味で使った」と説明している。 協会が問題視しているのは、6月から来年1月まで空港の出発ロビーに掲げられている縦5・5メートル、横2メートルの4種類のうち1種類。栗山英樹監督の写真とともに「北海道は、開拓者の大地だ」との大文字が表記されている。 アイヌ民族にとっては、江戸時代以降に本格化した和人の北海道開拓は「先住の土地から追われた負の歴史」との解釈が一般的で、北海道アイヌ協会の阿部一
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