アメリカ議会の中間選挙について、ABCテレビは、野党・共和党が下院に加えて上院でも8年ぶりに多数派になることが確実になったと伝えました。 与党・民主党は議席を大きく減らして敗北し、オバマ大統領の政権運営は一段と厳しさを増す見通しです。 上院100議席のうち36議席と下院の435議席すべてが改選されるアメリカ議会の中間選挙は、開票作業が進んでいます。 アメリカABCテレビはこれまでに、上院で、民主党の候補者10人と共和党の候補者21人の当選が確実になったと伝えました。 この結果、改選されない議席も合わせて民主党は44議席、これに対して共和党が51議席を確保して、多数派を奪還する見通しとなりました。 共和党は接戦が見込まれた州のうち、南部ケンタッキー州、南部アーカンソー州、西部コロラド州、南部ジョージア州、中西部カンザス州、それに中西部アイオワ州を相次いで制しました。 一方、下院では、与党・民