来月からの10連休は企業などの電力需要が減ると見込まれています。このため、日中、晴れた場合、九州や四国地方では、太陽光発電を一時的に停止させる「出力制御」が実施される可能性があるとして電力各社が準備を進めています。 経済産業省などによりますと、来月27日からの10連休には、工場の稼働が減ることなどで電力の使用量が大幅に減ると見込まれていて、九州と四国地方では出力制御が実施される可能性が出ています。 九州と四国地方は、太陽光発電の普及が進んでいるうえ、原子力発電所が再稼働していることから、日中、晴れた場合は、電力の供給量が需要を上回るおそれがあるためです。 出力制御は、九州地方では去年10月以降、行われていますが、四国地方で実施されれば初めてとなります。 このため、九州電力と四国電力は太陽光発電の事業者に周知するなど、準備を進めています。 出力制御に対しては太陽光発電の事業者から、販売する電