紅白=男女の組分けが問題視されることが目立ち始めた『NHK 紅白歌合戦』。今年は紅から白にグラデーションするロゴを採用し、NHKは「『多様な価値観』を認め合おうという思い」を込めたと発表している。そして、司会者では紅白の組別が廃止された。 一方、アメリカでも日本でも、ヒットチャートを調査すると男性アーティストのほうがヒットする傾向が長らく続いていることが前編で確認された。
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【特集】 暴力 ――どこから生まれるのか? いかにして克服できるのか? 特集にあたって小森 政嗣 ヒト科に見る殺しの進化古市 剛史 なめんなよ! 社会・文化環境が生み出す名誉と暴力石井 敬子 差別という暴力高 史明 スポーツにおける体罰の背景 ――根絶に向けて取り組めること為末 大
Profile─石井敬子 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。北海道大学社会科学実験研究センター助教等を経て,2009年から現職。専門は社会心理学,文化心理学。著書は『名誉と暴力:アメリカ南部の文化と心理』(共編訳,北大路書房),『文化と実践:心の本質的社会性を問う』(分担執筆,新曜社),『つながれない社会:グループ・ダイナミックスの3つの眼』(共著,ナカニシヤ出版)など。 西部劇の傑作『リバティ・バランスを射った男』で,弁護士になりたての主人公のランスは,鞄一杯の法律書とわずかなお金をもって馬車で西部に向かう。しかし西部のある田舎町で非常に評判の悪い荒くれ者(リバティ・バランス)とその一派に襲われ,身ぐるみはがされ,酷い傷を負う。ランスは「奴を刑務所に送り込んでやる」と介抱してくれた牧場主のトムに言うが,トムはランスに銃を見せながら諭す。 リバティ・バラン
研究するならとことん向き合い、多くの当事者が読める言語で――。国立アイヌ民族博物館(北海道白老町)に勤務する英国人研究者マーク・ウィンチェスターさん(42)が、恩師の歴史社会学者リチャード・シドル氏の著書の邦訳「アイヌ通史」を出版した。 ウィンチェスターさんは英国南部の自然豊かな村で生まれた。8歳で空手を始め、武道への憧れから日本全体に興味を持つように。日本に関する本なら何でも読み、高校時代にはアイヌ通史の原著を両親にねだった。 英国の大学でシドル氏の下、日本の人種差別を研究。アイヌ民族の若者が1970年代に発行した言論紙「アヌタリアイヌ(われら人間)」を卒業論文で取り上げるなど、アイヌ自身の語りへの興味を深め、一橋大大学院に進学。日本に住んで18年になる。
2000年を挟んだ前後の時期に、映画史やその他のカルチャーに大きなインパクトを与えることとなったサイバーパンク・アクション『マトリックス』シリーズ。その、およそ20年ぶりの続編が公開された。“複数の復活”を意味する言葉を配した、『マトリックス レザレクションズ』である。 時代を代表するシリーズの新作ということで、当然ながら思い入れのある観客が、当時の懐かしさを感じながら劇場に駆けつけることとなったが、その反応は様々であり、否定的な意見も少なくないように感じられる。しかし、本作が打ち出しているメッセージが、果たしてどれだけ理解されたのだろうか。本作が撮られた理由、シリーズを復活せねばならなかった理由を理解することなしに、これら作品群を真の意味で味わい、考えることはできないはずである。ここでは、そのメッセージとは何だったのかを、たっぷりと解説していきたい。 本作に登場するのは、都会を睥睨する高
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