はじめに 本記事は、スクラムや炎上の際役立ちそうなコミュニケーションの基礎について書いていきます。 なお、本記事は Engineering Manager Advent Calendar 2022 の11日目(12/11)の記事になります。 ※12/14更新:謝辞並びにリンクや参考文献の提示を行いました。 立ち位置と課題感 わたしは、職域として一言でいうとIoTシステムの研究・開発を勤しんできました。 その中で学んだことは、いくらデータをとって分析・共有していっても、必ずしも受け入れられるとは限らないという厳然たる現実でした。データから導かれた事実から「これが正解だ」とつきつけても何も変わらなかった、そんな苦い経験もしてきました。 一方で、過去複数の職場で設計手法やプロセスを導入してきました。2000年代前半に、デザインパターンや eXtremeProgramingやスクラム に出会い、普