(新規情報と株価を追加して更新します.) (ブルームバーグ):ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)のマティアス・ミューラー最高経営責任者(CEO)は6日、本質的でないプロジェクトを延期または中止する方針を示した。ディーゼルエンジンの排ガス不正問題を受けて、同社には支出削減を迫る圧力が増している。 電子メールで配布された発表文によれば、ミューラーCEOは本社で約2万人の従業員を前に、「全ての投資計画を見直し、絶対的に必要でない投資は延期または中止する」と言明。「当社の効率プログラムを再調整する。はっきりさせておくが、痛みが供わない状況にはならない」と続けた。 VWは排ガス不正の対象車を約1100万台としているほか、65億ユーロ(8800億円)を引き当てている。ミューラーCEOはこの引当金では制裁金や予想される訴訟費用をカバーするのに十分ではないだろうとも述べた。 サンフォード・