本田圭佑と香川真司、この2人が同時期にプレーしているのは、日本代表にとって大きな幸運に違いない。 2人のプレースタイルは異なるが、文字にしてみると意外にもよく似ている。2人ともトップ下が本職。敵の間でパスをしっかりと受けられる。現代のサッカーにおいて、この資質は非常に重要だ。2人とも優れたプレーメーカー、チャンスメーカーでありストライカーでもある。最も能力が発揮できるのはトップ下だが、サイドでもボランチでもやれる。クレバーで運動量が豊富、スピードもあり、チームのためにプレーできる。 日本にはワールドクラスのトップ下が2人いる。機能性がよく似ているので、場合によっては共存が難しいケースだ。ところが、本田と香川の共存は全くといっていいほど問題にならない。複数のポジションをこなせるという共通項があるからだ。 アルベルト・ザッケローニ監督は本田をトップ下に起用し、香川を左サイドに使う。本田を
日本代表は6月1日、東日本大震災後初となる国際Aマッチでペルーと対戦する。長友佑都、本田圭佑ら海外組も11名が招集され、ベストメンバーで試合に臨むことができそうだ。コパ・アメリカ(南米選手権)の辞退が決まったことで、9月から始まるワールドカップ・ブラジル大会のアジア3次予選まで日本代表に残されているのは、このペルー戦を含めわずかに3試合。そのため1つひとつの試合の重要度がより一層高まってくる。 今回の試合では、3月のチャリティーマッチでもテストされた「3−4−3」の布陣を引き続き採用する可能性が高く、選手それぞれのポジション、連係にも注目が集まる。また初招集となった19歳の宇佐美の出場にも期待がかかる。 対戦相手のペルーは、今シーズンのチャンピオンズリーグでシャルケのベスト4進出に大きく貢献したファルファンを擁する南米の古豪。内田篤人との同僚対決も見どころのひとつだろう。
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