気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 先日、日経ビジネスオンライン読者向けセミナーの「創造的コストダウンが、あなたの会社を救う」に登壇させて頂いた。筆者以外の登壇者はビッグネームばかりで、300人の定員に600人の応募があったそうである。「創造的」というテーマから、「求められているのはキャッシュアウト抑制のためのコストダウンの施策ではないのだろう」と感じながら、筆者自身の講演については「コストは『かかる』ものではなく、『かける』もの」というタイトルで、事業運営における「コストダウンの目的」という本源的なところまで立ち戻って述べさせて頂いた。筆者自身、コストという言葉を改めて考える機会となった。 改めて考えてみると、コストという言葉は曖昧な一面がある。この一言で費用科目が全て一括り