帰宅したら、「樹状細胞の発見」で受賞したラルフ・スタインマン博士は9月30日に膵臓がんで他界されていた、というニュースが流れていました。ご所属されていたロックフェラー大学の発表(リンクは削除されました。また、URLは無効な場合があります。)です。ノーベル賞の受賞者は故人でないことが条件の1つとされていますが、今回は間際ですから仕方がなかったのでしょう。享年68歳。まだまだ、という年齢です。残念ですね。ご冥福をお祈り申し上げます。 さて、今回の3人の受賞者のうち、ホフマン博士とボイトラー博士は自然免疫の仕組みの発見、スタインマン博士は獲得免疫における樹状細胞の役割の発見です。ひとくくりに「免疫反応」といってしまっても良いのですが、この2つはやはり違うテーマです。 ニョッキ小林は原稿(リンクは削除されました。また、URLは無効な場合があります。)を書きながら、「なんで自然免疫で3人受賞にしなか