「缶コーヒーといえばスチール缶」。そんなイメージが強いが、徐々にアルミ缶への切り替えが進んでいる。最大手の日本コカ・コーラは2013年からブラックコーヒーでアルミ缶を採用。昨年からはミルク入りにも広げた。背景には業界団体が自主規制を改めたことがある。 全国清涼飲料工業会の資料によると、缶コーヒー(ボトルタイプを除く)のほとんどはスチール缶。2014年をみるとアルミ缶は全体の15%ほどしかないが、量を見ると前年比4倍以上に増えている。 スチール缶に比べてさびにくく、軽くて輸送しやすいなどメリットの多いアルミ缶。それでも、なぜ缶コーヒーはスチール缶が主流なのか? 日本缶詰びん詰レトルト食品協会の土橋芳和・常務理事は「衛生管理の面から、ミルク入り飲料について自主規制していたためです」と話す。 缶飲料で怖いのは致死率の高いボツリヌス菌。スチール缶だと菌が増殖すれば缶が膨張するので、消費者が飲むとき
コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて病気などで死亡するリスクが低いとする調査結果を、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめた。コーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きをよくしている可能性があるという。 全国に住む40~69歳の男女約9万人に対し、コーヒーや緑茶を1日どれくらい飲むかを、ほかの生活習慣などと合わせて質問し、経過を約19年間追った。この間に約1万3千人が亡くなっていた。 コーヒーや緑茶をよく飲む人は死亡率が低く、コーヒーを1日に3~4杯飲む人ではほとんど飲まない人に比べて、死亡リスクが24%低かった。緑茶は1日1杯未満の人に比べ、1日5杯以上飲む男性で死亡リスクが13%、女性で17%低かった。どちらも、死亡のリスクにかかわる年齢や運動習慣などは影響しないように統計学的に調
「問題」といってもこれは解決しようがなく、そうなることも含めて偉大なのかなあ…と個人的には思うのですが。シェークスピアから「七人の侍」、手塚治虫に江口寿史、大友克洋までの「大作家あるある」。ジャンルは一応「漫画」にしておくけど、もちろん他の分野でもそうですよね。
日本メーカーが手掛けるスマートフォンが、お膝元の国内市場で海外勢に押されて苦戦している。2014年の国内シェア(出荷台数ベース)は「iPhone(アイフォーン)」が人気の米アップルが58.7%と圧倒的に強く、4.7%の韓国サムスン電子と合わせると6割強を海外勢が占める。国内勢の存在感は年々薄れており、13年に4位だった富士通はベスト5にも入らなかった。高機能の端末を低価格で販売する中国勢も日本への本格参入を虎視眈々(たんたん)と狙っており、国産スマホはさらなる窮地に立たされそうだ。 「ついに日本人の6割がアイフォーンを使う時代になるとは…」。国内メーカーの幹部はこう漏らし、肩を落とした。調査会社IDCジャパンによると、14年の国内シェアでアップルは前年比12.7ポイント増と2桁の伸びをみせたのに対し、国内勢はソニーが前年と同じ2位ながらも1.7ポイント減の14.2%で、経営難に苦しむシャ
宇多丸の映画評論、大絶賛&酷評の神回をご紹介! ことほどさように!「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」映画評論コーナー 映画&ラジオファンの皆様、元気ですかー!というわけで、宇多丸のラジオでの映画評論「シネマハスラー」「ムービーウォッチメン」の中から、個人的に感銘を受けた神回をご紹介します。 宇多丸の評論はいつも大変面白いですが、特に凄いのはつまらない映画も「なぜつまらないか」を非常に面白く語ってくれるところ。そこで今回は「大絶賛の回」と「けなしまくった酷評の回」をそれぞれ5本チョイスしてまとめました。爆笑できる映画評論から、下手すると映画本編以上に感動してしまうような素晴らしい批評まで、どどんとお楽しみ下さいませ! 大絶賛の神回5選 かぐや姫の物語 命なき絵に命を吹き込むという、アニメーションの根源に立ち返ったかのような作品 かぐや姫を現代のフェミニズムとして解釈する。それだ
「東北弁・東北なまりのテープ起こし、お任せください」。こんなコピーの広告がツイッターで話題になった。広告主は、仙台市宮城野区の速記・テープ起こし専門業者「東北議事録センター」。方言を巡る世代間ギャップや聞き分けの苦労、震災被災者の聞き語り――。その業務内容を聞くと、ニッチながら根強いニーズが見えてきた。 広告が載ったのは、日本弁護士連合会(日弁連)が発行する弁護士向け情報誌「自由と正義」。「法曹界において高い信用と実績・地方議会会議録で東北一の実績」「法廷提出用の証拠録音で、東北弁・東北なまりでお困りの際は、ご連絡ください」とうたっている。 ツイッターでは、「東北弁…分からん」「一口に東北弁と言ってもかなり違うけど大丈夫?」「きっと需要あるんだろうな」といった反応があった。 東北弁に強み「他に聞かない」 東北議事録センターは、1973年創業。テープ起こしを専門とした業者は東京など大都市圏に
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