日本高野連は19日、日本学生憲章違反が続く盛岡誠桜野球部(岩手)についての全体審議委員会で、2度目の厳重注意措置と26日までに調査・報告を求める付随的指導を決定したと発表した。従わない場合には、日本学生野球協会審査室に上申する可能性も示唆した。 高野連によると、昨年8月に岩手高野連に対し、同校の憲章違反が疑われる事象の情報提供があり、同校に調査と結果報告を求めたが、同校は学校の自治などを理由に拒否。岩手高野連はこの対応を憲章違反として、今年1月に日本高野連へ報告した。日本高野連は同24日に審議小委員会を開き、厳重注意措置と調査・報告を求める付随的指導を決定したが、期限の2月7日までに従わなかったため、同16日に全体審議委員会にかけられた。日本高野連によると、過去に調査を拒否した事例は皆無という。 憲章違反が疑われる事象は、複数の3年生部員が引退後に飲酒・喫煙した件、1年生部員に対する監督の