11月1日付で欧州中央銀行(ECB)の総裁にイタリア人が就任する。 え、まじで? 思わず突っ込みたくなる。イタリアと言えば欧州財政危機でギリシャの次にあぶない、とされている国の一つ。欧州中銀はユーロ圏17カ国の金融政策を一手に束ねて通貨の安定と経済の発展を図るのが最大の任務。あぶない国の人に危機対応を任せて大丈夫なのだろうか。 イタリアは国内総生産(GDP)の120%に達する公的債務残高を抱えていて、さきごろ開かれた危機対策の欧州首脳会議でもベルルスコーニ首相が、ドイツのメルケル首相やフランスのサルコジ大統領に債務を削減するよう相当きつくやり込められたばかりだ。 当のベルルスコーニ首相は、70歳代半ばの年齢に関わらず度重なる女性スキャンダル、好き勝手放題の放言・失言癖、マフィアとの関係や汚職疑惑にまみれている。国民の間にはある程度の人気があるようだけど、首相がイタリア人を代表するとす
Q国(くに)の仕(し)事(ごと)をする国(こっ)家(か)公(こう)務(む)員(いん)の給(きゅう)料(りょう)がすごく下(さ)がるって聞(き)いたけど、何か失敗(しっぱい)しちゃったの? Aいやいや。東(ひがし)日(に)本(ほん)大(だい)震(しん)災(さい)で被(ひ)害(がい)の大(おお)きい東(とう)北(ほく)地(ち)方(ほう)を応(おう)援(えん)するお金(かね)の一(いち)部(ぶ)を国家公務員の給料をたくさん下げて、まかなおうとしているんだ。 Q勝(かっ)手(て)に下げていいの? Aお父さんのような会(かい)社(しゃ)員(いん)は会社との話(はな)し合(あ)いで給料が決(き)まるけど、国家公務員はそれができないんだ。その代(か)わりに人(じん)事(じ)院(いん)という役(やく)所(しょ)が給料の額(がく)を決めるんだけど、今(こん)回(かい)は大震災が起きて特(とく)別(べつ)だか
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