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ブックマーク / satetsuginokikakuha.hatenablog.com (5)

  • 2007-05-10

    第五十回群像新人文学賞の評論部門の優秀作としてトンデモないのが入賞してしまったので、俺の中のSF業界(笑)に激震が走った*1。群像6月号(講談社)をゲットだ! 小説部門の方は、当選作の「アサッテの人」が抜群に面白い。牧野修さんの電波文の秀逸さに常に敬愛を抱いている私だが、この「アサッテの人」に出てくる叔父の文章も大したものだ。 最初に「ポンパ」とか出てきた時、どうしようかと思ったよ(笑) 群像新人文学賞「アサッテの人」諏訪哲史の内容紹介 子供の頃、吃音癖のあった叔父が失踪した。著者は叔父の残された日記と小説の断片から、叔父が意味ある世界から逸脱した「アサッテ」の世界へと旅立っていってしまった事を知るという前衛小説が生きていた頃は、《ポンパ》《チリパッパ》《ホエミャウ》《タポンチュー》とワケの分からん単語を突然叫ぶ程度であった叔父が、の死後、明晰な思考過程を保ちながら徐々に異世界の人

    2007-05-10
  • 2007-03-28

    どうやら一段落したんで一昨日に続けて長文コラムをアップしてみます。なんで忙しかったのかというと、gingerというwebマガジンでマンガ特集を企画をしていたからなんですよ。 団塊の世代向けのWebマガジンなんだけど、資料的価値のあるデータも掲載できたのでぜひ読んでください。Vistaのプレインストール機じゃないとビューアーをインストールしなきゃないのが手間でもうしわけないんですけど。 デジタル出会いマガジンポータルdima で、関わったのがこちらの企画「ジンジャー的マンガ道」ですね。 TOK2¥×¥í¥Õ¥§¥Ã¥·¥ç¥Ê¥ë /// File not found... で、こちらをその調べモノの途中で、すごく意外な発見があったので、これは良いネタだと思って書き上げたのが今回のエントリ。題して 「オラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄ッ!」はどこから来たか? 荒木飛呂彦と谷岡ヤスジ、二人の

    2007-03-28
    breaststroking
    breaststroking 2007/03/30
    商業誌のコラムのような文章の芸
  • 2006-11-27

    来月の初旬に毎日新聞が発行する、エンタメが出ます。私もいくつか書評を書いたり企画協力をしているので、ちょっと報告まで。 404 - ドキュメントが見つかりません。 何と言っても期待は、よしながふみ×桜庭一樹対談である。とにかくよしながふみの博覧強記っぷりがすごかったらしいので、ファンは必見らしい。 「SFが読みたい」「このミス」といった年末まとめは多くあったものの、横断的にまとめたものというのは、「オタク大賞」といったしかなかったので、記憶を確かめておく上でもこういったのはあると助かる。 商品説明 <内容> (1)<06年エンタメ コンテンツペスト> ⇒ 「涼宮ハルヒの憂」、「DEATH NOTE-デスノート-」 (2)対談:よしながふみ×桜庭一樹 (3)<マンガレビュー> (4)<ブックレビュー> (5)<インタビュー>天樹征丸、千秋孝一 (6)<アニメレビュー> (7)<ゲーム

    2006-11-27
    breaststroking
    breaststroking 2006/11/27
    インターネットは私に全てのことを教えてくれた
  • 2005-07-09

    マルイ - marui website - 昨年の丸井のCMは吹石一恵の淡い初恋を描いたシリーズCMで非常に良かった【水着はもう卒業と言っていた吹石一恵を口説き落としたらしいのは人のコメントで確認済】。先月から開始された今年の加藤夏希と黒谷友香の水着・浴衣CMがこれまたいい感じ。夏に恰好いいCMが見られるというのは、あきらかに時代の雰囲気が良くなっている証拠だ。未来が明るくっていいなぁ! 「ロビーナ」「オタク」「エコエコアザラク」「GO!GO!HEAVEN!自決少女隊」という〈ゴス少女〉のイメージが付いてきてしまっていた。加藤夏希はどう撮っても暗い影が残りがちという意味で暗闇の方が映える。目の隈も強いし……。このままだったら絶対、ウィノナ・ライダーみたいに万引きして捕まると思っていたのだが(←酷い言い方だ! まぁ水10のいじられ方は悪くないけど) とにかくCMとしては使いにくかった。だか

    2005-07-09
    breaststroking
    breaststroking 2006/07/25
    妄想に基づいた論究が別次元のリアリティを生み出す、美しいCFレビュー
  • さて次の企画は

    雪というなかなか無い条件で、しかも先週に続いて二度目という、戦訓を活かせる状況だったのでてっきり撮影している人がいっぱいいるだろうと思っていたら、コンデジを持って通勤途中で撮っている人はいたけれども、三脚持って格的に撮っている人はいなかった。あー、ガンダムビルドファイターズもあって大人気かと想ったんだけど、そんなことはなかったか。 久々に更新したらやり方忘れてた。 2013-11-14 - シロクマの屑籠 ちょっと野暮用があって、来年のSF大会どうなるかなどを知人に聞きに行ったのだけれども、その時に話題に出たので面白いなぁと思ったのは、「彼はどこそこの大学のSF研出身で〜」「彼は元々は●●大学の漫画研究会の部長で」みたいな話が人間関係が説明される点だった。 80年代の前半までは、そういった感じでオタクネットワークが形成されていったのが、未だにSFファンダムの中においてはアイデンティティの

    さて次の企画は
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