NTTドコモと富士通は1月14日、2007年11月発売の「F905i」をベースにした台湾市場向け端末が、現地キャリアのFar EasTone Telecommunications(FET、遠伝電信)から発売されたことを発表した。 台湾向けのF905iは、ドコモと富士通が海外市場向けに開発し初めて商用化された端末。台湾のユーザー向けに、中文繁体字の表示と入力などを新たに開発しており、FETのiモードサービスを台湾現地語で利用することができる。また、富士通の独自技術である「スーパーはっきりボイス」や「ゆっくりボイス」などの通話音声をより聞きやすくする機能も搭載されている。 FETはドコモが以前より出資提携している戦略的パートナーであり、台湾でiモードサービスを提供している通信事業者。ドコモを含むアジア・太平洋地域の携帯電話事業者で結成される「コネクサス・モバイル・アライアンス」にも加盟している