ジンバブエの首都ハラレで、新議会の冒頭演説に臨むロバート・ムガベ大統領(2015年9月15日撮影)。(c)AFP/JEKESAI NJIKIZANA 【9月17日 AFP】アフリカ南部ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(91)が首都ハラレ(Harare)で15日、新議会の冒頭演説で、8月に行った演説を誤って最初から最後までそのまま繰り返した。野党は激しく批判したが、議会は翌日、この演説の削除・修正を認める採決を行った。 誤った演説を修正するため、ムガベ大統領は特別議会を召集した。しかし大統領自身は出席せず、エマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)副大統領が「誤った演説を取り消し、置き換える」よう、議会に働きかけた。 野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)の主導で白熱した議論が行われたが