テレビ東京 「半分の月がのぼる空」公式サイト
イスラエルや米国への抗議デモが続くパレスチナ自治区ガザから発火物を付けた風船やたこが飛来し、イスラエル側で火災による被害が拡大している。死傷者は出ていないが、農作物や家畜などの被害総額は2億円超とされる。イスラエル軍は「この状況が続くことを決して許さない」と警告。大規模な軍事作戦が必要との強硬意見も出ている。 ガザでは3月末からイスラエルや米国に対する抗議デモが断続的に続き、イスラエル軍による銃撃などで125人以上が死亡している。 デモ参加者の若者らは、油を染み込ませて火を付けた布や火炎瓶をぶら下げた風船とたこを放ち、それらがイスラエル側の森林や農地に落ちて火災が発生。イスラエルのメディアによると、6月中旬までに400件以上の火災が起き、約25平方キロメートルが焼失した。(共同)
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