任天堂の役員に殺害予告をしたとして、京都府警捜査1課と南署は9日、脅迫の疑いで、東京都三鷹市の契約社員の女(36)を逮捕した。 逮捕容疑は…
人工知能(AI)が作った俳句のうち京都大の学生が選んだ作品は、有名俳人の句よりも評価が高かった、との調査結果を京都大の研究グループがまとめた。同グループは「AIと人間の協働でより創造性の高い俳句創作ができる可能性がある」としている。 AIを取り入れた創作活動は「AIアート」と呼ばれ、絵画などの視覚的な分野で特に研究や実践が進んでいる。言語を用いた分野での事例は少ないものの、言語処理能力や生成技術は向上しているという。京大人と社会の未来研究院の上田祥行特定講師らのグループは、「五七五」と最も短い詩でAIを取り入れやすいことから俳句を題材とした。 調査はインターネット上で385人に実施。対象となる俳句を、AIで生成した句をランダムに選んだもの▽AIで生成した句のうち京大生がよいと評価したもの▽著名な俳人の句―の3種類に分けた上で、その分類が分からないようにして評価してもらった。 例えば晩秋を表
国公立大2次試験が始まった25日、京都大吉田南構内(京都市左京区)で、恒例の「折田先生像」が登場した。今年は宮崎駿監督のアニメ映画「崖の上のポニョ」のキャラクターになり、愛らしい姿で受験生にエールを送った。 張りぼての像は、旧制第三高等学校の初代校長、折田彦市の銅像があった場所に毎年置かれる。制作者は謎に包まれたままだ。 人間になろうとする魚の少女・ポニョがあどけない表情で左手を上げている。そばの看板には「折田彦市先生はさかなの子として人間になることに尽力し、京大にパークパクチュッギュッ!の学風を残すために多大な功績を残した人です。どうかハムをたくさんあげて下さい」という説明が添えられていた。 試験会場に向かう受験生たちは顔をほころばせて写真を撮ったり、不思議そうに眺めたりしていた。しかし、まもなく大学当局によって「撤去要請」の張り紙が貼られた。今年の「折田先生像」は、管理強化が指摘される
経典の中の差別語問題 真宗大谷派が謝罪 書き換えられない文言、問われる解決のかたち 2021年9月18日 19:20 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の僧侶、門徒でつくる議決機関・宗会が、約100年前から差別語であると批判されてきた経典の文言「是旃陀羅(ぜせんだら)」について、改善を誓う決議を全会一致で行った。文言を解説する際、日本で差別を受けてきた人たちに例えてきた歴史についても謝罪した。だが釈迦(しゃか)の言葉である経典は書き換えられず、時代とともに人権意識が変わる中、難しい決断を迫られている。 是旃陀羅は、仏教の経典の一つ「観無量寿経(観経)」にある一節。観無量寿経は浄土真宗などで重要な経典とされてきた。旃陀羅は古代インドの被差別民を指し、同派では江戸から昭和初めごろまで日本の被差別身分に例えて説明されていたとみられる。1922年の全国水平社結成以来、差別を助長すると指摘さ
昨年3月、日本一長い駅名となった嵐電北野線「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅(京都市北区)が、首位から陥落した。富山県内の駅名が最長になったためで、嵐電側は記念グッズ販売を取りやめた。奪われたトップの座に地元では落胆する声が挙がっている。 昨年3月20日、嵐電を運行する京福電気鉄道(中京区)は学校法人立命館(同)との連携協定の一環で、立命館大衣笠キャンパス(北区)最寄り駅の「等持院」駅を改称。文字数17、音読数26はともに全国一になった。同日から「記念硬券」を販売し“日本一”をPRし、利用促進と地域活性化を図ってきた。 しかし、今年1月1日、首位が再び逆転することになった。嵐電に抜かれて2位になっていた富山地方鉄道(富山市)の路面電車の「富山トヨペット本社前(五福末広町)」停留場が、ネーミングライツ(命名権)を所有する会社の合併に伴って改称。新駅名は「トヨタモビリティ富山Gスクエア五
知的障害がある男性の携帯電話を不正に使い、インターネットで買い物を繰り返したとして、滋賀県警大津北署は12日、私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗の疑いで、京都市西京区、無職の男(60)と大津市の会社員の女(33)=ともに詐欺容疑で逮捕=を再逮捕、同市の会社員の男(32)を逮捕した。 逮捕・再逮捕容疑は、共謀し、2月上旬、会社の同僚で知的障害者の男性(46)の携帯電話を不正に使い、ネットのショッピングサイトで、男性名義でフィギュアや腕時計など計45点(計約19万円)を電子決済で購入し、無職の男の自宅に配送させた疑い。 同署によると、4月に男性の姉から「約1年間、携帯電話会社から弟に毎月20万円ほどの覚えのない請求が来る」などと相談があり、捜査していた。 無職の男と会社員の女は、男性の携帯電話を不正に使用して草津市内の家電量販店からゲームソフト11点(計約7万5千円)をだまし取ったとして、10
京の風物詩「大文字」を勝手に点灯、大規模ないたずら? 騒然、憤る大文字保存会 京都府警にも相談 2020年8月9日 13:48
第2次世界大戦中に細菌戦の研究をした「731部隊」を本部とする旧関東軍防疫給水部(関防給)について調査している滋賀医科大名誉教授らが19日、戦後に政府が作成した関防給に関する公文書を発見し、組織機構や支部の隊員の所属、敗戦前後の行動の一端が明らかになったと発表した。支部で細菌を生産していたことも公文書で初めて裏付けられたという。「不明な点が多い組織の隊員一人一人の情報や、元隊員の証言などの根拠となる文書で、歴史を検証する上で意義深い」としている。 公文書は1950~51年に作成された「関東軍防疫給水部部隊概況」。滋賀医大名誉教授の西山勝夫さん(78)らが昨年、国立公文書館で見つけ、今年3月までに公開された計41枚を分析した。 公文書から、関防給は本部と五つの支部などから成り、それぞれの組織機構も裏付けられた。大連支部については「終戦時迄(まで)主として細菌の研究及(および)生産に住じていた
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