今、京極夏彦さんの『姑獲鳥の夏』っていう小説読んでるんですよ。 とは言ってもまだ読み始めで、600ページあるうちの50ページくらいまでしか進んでないのであらすじもよく分かってないんですけど。 でも、たったこれだけ読んだ時点で『この小説は面白い』と断言できるんですよ。 あらすじも分からない段階で何が面白いのかっていうとですね。 登場人物の喋り方が水曜どうでしょうっぽいんですよね。 北海道のローカル番組にして、大泉洋の出世作である『水曜どうでしょう』。バラエティ番組が好きな方なら、北海道民ならずとも見たことがあるのではないでしょうか。 そんなアナタにオススメの小説が『姑獲鳥の夏』です。 例えば、こちらの一節。 『それじゃあまるで、僕が幽霊のようなものじゃないか!』このセリフ、大泉洋が言ってるっぽくないですか?文句ばっかり言ってたら藤村Dに無視されて、挙句の果てにキレた大泉洋を彷彿とさせますよね