ユーラシアからアメリカ大陸、オーストラリア、アフリカと全世界を駆け抜け、いまだ見ぬ怪魚を狙う。大学卒業後勤めた会社を2年半で退社し、インドで怪魚を釣る喜びを知る。そのまま釣り師となって早15年というタケちゃんこと武石憲貴さんのすごい旅日記だ。 タケちゃんは、釣り旅が面白いのは、怪魚を探すことだけじゃないという。見知らぬ土地での多くの人々との出会い、別れ。トラブル。思い通りにならないことすべてが、釣り旅の魅力なのだという。 ブラジルの片田舎、大アマゾンの小さな村。6年前に世話になったおっさんを、ふいに訪ねて水上家屋に居候させてもらう。釣り師にとって水上家屋は憧れの城だ。食事中も寝ている間さえ釣り竿を出せる。そんな夢のような環境で、長年の夢であったピラルクーを釣り上げてしまう。 オールカラーの写真が素晴らしい。大物をゲットしたときの歓喜の表情がすごい! 読みたい本が、きっとみつかる! おすすめ
![怪魚を求め旅する「タケちゃん」が見た世界とは?ーHONZ書評](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d347a8879c058ef8eeedd9c615ef9ee185464e46/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net%2Fuploads%2Fimage%2Ffiles%2F70029%2Fe574981872b706b16601943c648946b39a18142b.jpg)