民主党の小沢一郎元代表(69)=衆院岩手4区=と渡部恒三最高顧問(79)=衆院福島4区=の3年ぶりの合同誕生会が24日夕、東京・永田町の憲政記念館で開かれ、党所属国会議員約160人が出席した。ともに東日本大震災の被災地を地元とし、この日が誕生日の両氏は、民主党への信頼回復に努める決意をそれぞれ述べるなど、「関係修復」をアピールした。 小沢、渡部両氏の関係は、対立と修復の繰り返し。菅直人首相に批判的な小沢氏が1月に強制起訴されると、首相を支える渡部氏は離党を促し、関係は悪化していた。しかし、最近の渡部氏は、菅政権の震災や福島第1原発事故への対応に不満を漏らし、首相と微妙に距離を置き始めている。 最初に渡部氏が「国民が『民主党に任せて良かった』と言える政権をつくるよう、2人で一生懸命努力したい」とあいさつすると、続いてマイクを握った小沢氏は「再び国民の信頼、支持を得られる政治家にならなけれ