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2014年4月14日のブックマーク (3件)

  •  清水克行『喧嘩両成敗の誕生』 - 西東京日記 IN はてな

    2006年に出版され評価も高いですが、やはり面白いですね。 タイトルが「喧嘩両成敗の誕生」となっているように、喧嘩両成敗の中身よりも、喧嘩両成敗という日人は当然のように受け入れていながら実は他ではあまり見られないルールがどのような時代背景の中で誕生したかを探ったです。 このに描かれているアナーキーで過剰で血なまぐさい室町時代の日の様子は、「美しい国・日」みたいな言説を吹き飛ばすインパクトがあります。 第一章の冒頭で紹介されるのは、酔った北野社の社僧(神社に仕える僧侶)と稚児の一行が、金閣寺の門前で金閣寺の僧が立ち小便をしていたのを「笑った」ことから、双方殺し合いとなり、さらにあわや北野社と金閣寺の全面そうになりかけたという1432年のエピソードです。 「お釈迦様が泣くぞ!」としかいいようがないエピソードですが、室町時代は武士だけでなく、僧侶や商人や土民もすぐにキレて殺し合いにな

     清水克行『喧嘩両成敗の誕生』 - 西東京日記 IN はてな
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2014/04/14
    室町時代過酷杉ィ!
  •  テツオ・ナジタ『原敬―政治技術の巨匠』 - 西東京日記 IN はてな

    前に読んだ、黒澤良『内務省の政治史』に参考文献としてあがっていたことから知った。1974年出版の古いながら非常に面白いですね。 1905年から1915年にかけて、原敬が政友会を躍進させた10年間を分析したで、副題が「政治技術の巨匠」となっているように、原がいかなる手練手管をもって政友会という組織を成長させたか、そして政党嫌いの山県有朋にその政友会と原という政治家の存在を認めさせることができたのか、といった部分に焦点を当てています。 ここ最近、日政治史において、政友会よりも民政党(憲政会)を評価するが多い印象があります(例えば、坂野潤治『日近代史』などでは露骨に政友会を低く、民政党を高く評価している)。確かに、田中義一以降の昭和の政友会というのは、「民主主義の足を引っ張った」部分も多く、評価できる部分は少ないかもしれません。また、「我田引鉄」と呼ばれた政友会の利益誘導政治も、自

     テツオ・ナジタ『原敬―政治技術の巨匠』 - 西東京日記 IN はてな
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2014/04/14
    「原がいかなる手練手管をもって政友会という組織を成長させたか、そして政党嫌いの山県有朋にその政友会と原という政治家の存在を認めさせることができたのか」/咢堂は人望がなかったというわな
  • 全員実名で告発! 袴田巌さんの罪をデッチあげた刑事・検事・裁判官(週刊現代) @gendai_biz

    48年もの間、死と隣り合わせで生きる恐怖とはいかばかりか。矛盾だらけのシナリオを成立させるために結託したエリートたちには、到底わかるまい。人の命はそんなに軽いものではない。 「捏造された疑いがある」 当たり前のことが、当たり前に論じられない。それが有罪率99%を誇る日の司法の実態らしい。 3月27日に再審開始が決まった元死刑囚・袴田巌さん(78歳)のケースはその典型だ。大々的に報道されているので詳細は省くが、事件が発生したのは1966年6月。犯人は静岡県清水市内に住む味噌製造会社の専務宅で夫と次女、長男をメッタ刺しにしたうえ、放火して逃走。8月、静岡県警清水警察署(当時)は味噌製造会社の従業員だった袴田さんを逮捕した。 「袴田さんは無実を主張し続けましたが、9月上旬に突然、自供。その背景には一日平均12時間、最長17時間にもおよぶ過酷な取り調べがありました。後に弁護団が入手した県警の捜

    全員実名で告発! 袴田巌さんの罪をデッチあげた刑事・検事・裁判官(週刊現代) @gendai_biz
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2014/04/14
    こんなのって「告発」といえるほどのものなのかね?/偉くなっておるのが結構いるのぉ