自民党の保守派国会議員が支援者向けの来年のカレンダーやパンフレット作りに苦心している。和暦へのこだわりは強いのに、来年5月の改元に備えた妙案が見当たらないためだ。中には5月以降のカレンダーで「年」を表記せず、信条と折り合いをつける議員もいる。 民間企業などの来年のカレンダーには西暦の使用が目立つ。一方、同党の保守派議員の多くはこれまで和暦を入れたカレンダーを作…
自民党の保守派国会議員が支援者向けの来年のカレンダーやパンフレット作りに苦心している。和暦へのこだわりは強いのに、来年5月の改元に備えた妙案が見当たらないためだ。中には5月以降のカレンダーで「年」を表記せず、信条と折り合いをつける議員もいる。 民間企業などの来年のカレンダーには西暦の使用が目立つ。一方、同党の保守派議員の多くはこれまで和暦を入れたカレンダーを作…
Published 2018/12/06 13:30 (JST) Updated 2018/12/30 22:13 (JST) 真っ暗な皇居・東御苑で、大嘗宮(だいじょうきゅう)は篝火(かがりび)に照らされ、わずかにぬくもりを感じさせた。その中で時折、かすかに白装束が揺らめく。この祭祀(さいし)の主人公のはずだった。 厳しい冷え込みが足もとからはい上がり、体を芯まで凍えさせた。すぐ近くにいながら、闇が深く、何もかもはっきりしない。不意に「不可視の天皇」という言葉が頭に浮かんだ。 29年の時を隔てて来秋、あのときと同じ形で大嘗祭が行われようとしている。(47NEWS編集部、共同通信編集委員佐々木央) 天皇や天皇制の姿が私たちに不可視だとすれば、その理由の一つは、前回も触れた天皇や皇族に対する表現の自由の制限にあるかもしれない。 制約は憲法から直接導かれる。 憲法4条1項 天皇は、この憲法の定
Published 2018/12/14 12:45 (JST) Updated 2019/05/07 13:24 (JST) 大嘗祭(だいじょうさい)は“2部制”で行われる。夕刻から深夜までの前半は「悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀」、未明に行われる後半は「主基殿(すきでん)供饌の儀」だ。28年前のその日、私の仕事の一つは「1部」と「2部」の間に、大嘗宮から出てきた参列者の声を拾うことだった。 子どものころ、自分にとって最高のヒーローだった王貞治さんに会えた。囲み取材に対し「ちょっと暗くてよく見えなかったですね。陛下の姿も見えませんでした」と淡々と応じた。率直な王さんは、やっぱりかっこよかった。 映像取材が許されたが、ストロボ使用は禁じられた。指定の場所から撮影した代表取材のカメラマンは「肉眼では天皇陛下の姿はほとんど見えなかった」と話した。前回掲載した写真は、超高感度フィルムと大口
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