石川県の馳浩知事が17日、東京都内の会合で講演し、2013年に開催が決定した東京五輪の招致活動で、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し、内閣官房報償費(機密費)を用いて贈答品を渡したと発言した。馳氏は同日夜に「誤解を与えかねない不適切な発言であり、全面的に撤回する」とのコメントを出した。公表されていない機密費の使途に言及するのは異例。贈り物の授受が事実ならIO
Published 2023/11/17 22:00 (JST) Updated 2023/11/18 00:02 (JST) 石川県の馳浩知事が17日、東京都内の会合で講演し、13年に開催が決定した東京五輪の招致活動で、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し、内閣官房報償費(機密費)を用いて贈答品を渡したと発言した。馳氏は同日夜「誤解を与えかねない不適切な発言であり、全面的に撤回する」とのコメントを出した。 公表されていない機密費の使途に言及するのは異例。贈り物の授受が事実ならIOCの倫理規定に触れる可能性もある。 自民党で東京五輪の招致推進本部長だった馳氏は、当時の安倍晋三首相から「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と告げられたと述べた。当時100人余りのIOC委員に対し、それぞれの選手時代などの写真をまとめた1冊20万円のアルバム
東京・隅田川を運航する屋形船の発着場に、旧日本海軍の艦船が――。インターネット上では長く話題になっていたが、専門家が「本物である可能性が高い」と語った。旧海軍の艦船はほとんど残っておらず、「貴重な資料」としている。 この船は、隅田川の支流、月島川(東京都中央区)にある「屋形船 かねこ」の発着場に浮かぶ。かねこはコロナ禍で営業を休止し、そのまま廃業。現在は、建設や不動産などを手がける横浜市の会社「KDCホールディングス」が所有している。 かねこを経営していた金子元弘さん(62)によると、船は、先代の父・源之助さん(故人)が少なくとも60年以上前に購入した。 この船着き場付近は水深が浅く、直接船をつけることはできず、船着き場との間に挟む「台船」が必要だった。源之助さんが購入した船は、廃業まで台船として長く使われていたという。 どこで買った?あの有名戦艦に搭載? 船は旧日本海軍の戦艦「比叡…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く