2011年12月21日20:00 【書評】経営者・平清盛の失敗 カテゴリ書評 zarutoro 来年の大河ドラマが平清盛ということで、あちこちから便乗本が雨後のタケノコのように出版されておりますが、山田さんはインフレによって平家が滅んだと非常に面白い視点から本を書かれています。 経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書 曰く平安末期は貨幣経済が発達し、日宋貿易を抑えていた平家が栄えるようになったと。 貨幣として宋銭が使われたのは、仏像を作る銅として価値が担保されていたから。 金本位制ならぬ銅本位制みたいな感じだったという説は非常に興味深いです。 そうして貿易と貨幣経済の発達で平家は大きな力を持つことになったけれども、インフレによって蓄えた宋銭の価値が下がって源氏に負けたと。 少し前にNHK「さかのぼり日本史」で、家康が朱印船貿易で儲けた金でイギリスから新型の大砲を買って大阪城
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