2月25日の読売新聞千葉版の記事から コスト削減 議会に異論−千葉市35施設 民間委託 千葉市が35か所のスポーツ施設の運営を新年度から指定管理者制度の導入で民間委託する議案が、28日の市議会教育未来委員会(11人)で審議される。選定から外れた外郭団体「市スポーツ振興財団」は、約30人の職員が仕事を失う形となり、他の外郭団体に転籍する方向だ。ただ、議会には選定方法などを巡って反発も出ており、「市長野党」が多数を占める同委員会での審議の行方が注目される。(武田泰介) ■コスト削減 「(民間側の)テルウェルの提案は自分たちの会社でやっている事業を単に市の施設を借りてやるだけ。施設費がかからず安くできるが、正しい市民還元の方法なのか甚だ疑問だ」 自民党市議団の小川智之幹事長は24日の予算特別委員会で、今回の指定管理者選定に疑問を呈した。 外部委員5人でつくる市の選定評価委員会は1月、35施設の管