KissingerとBangladesh虐殺 Kevin Rafferty (Financial Times記者。1970-71年Bangladeshを取材した) Henry Kissingerの大著On Chinaは概して好評であるが、Andrew Nathanは「要するに米国はお上品に中国に屈服すべきだという趣旨だ」と評している。今年は、KissingerがPakistanから仮病を使って中国入りし、Nixonの歴史的訪中を設定してから40年となる。1971年はまたPakistanによる東Pakistan(後のBangladesh)の弾圧、大量殺戮(150万の虐殺、1000万の難民)の年で、Nixon政権はKissingerの助言の下でPakistanを支持した。On Chinaにはこれについて一言の言及も弁明もない。1970年12月、東Pakistanの選挙で、自治権拡大を主張するA