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ブックマーク / taron.hatenablog.com (4)

  • 鶴間和幸『人間・始皇帝』 - taronの日記漂流先

    人間・始皇帝 (岩波新書) 作者: 鶴間和幸出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/09/19メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る 司馬遷による『史記』の記述の検討と出土文字史料から、始皇帝の生涯を再構成する。まあ、2200年前のことで、タイトルにあるような「人間」始皇帝が明らかになっているかというと、微妙感はある。「肉声」が見えてくるような感じはしないな。 しかし、出土文字史料の豊穣さがすごいな。古井戸に遺棄されたとか、墓の副葬品だったとか。それによって、後世に改竄された可能性が高い史料より、同時代の眼で、検証できるようになった。 出生から始まって、即位、家臣粛清、暗殺未遂、統一後の巡行、「中華」を意識する動き、死去、そして死後の混乱と帝国の解体と、それぞれ章を分けて、検討している。そもそも、『史記』には始皇帝の名前が「趙政」とあるが、出土文字史料の検討からす

    鶴間和幸『人間・始皇帝』 - taronの日記漂流先
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2015/11/16
    始皇帝というと開高健が故宮博物館でガイドから聞いた話を思い出すが、外征に儀式に神格化…、流動的な状態を克服して秩序をつくりだすのはやはり大変なんだな…
  • 2013-12-29

    最終回は総集編。コトが鏡都にやってきてから、大団円までのダイジェスト。ちょろちょろとジジイが出てたんだな。 book.asahi.com メモ。戦前・戦後の日韓の海産物交易の歴史。 book.asahi.com エイズをめぐる言説の歴史と、疫学政策に対するかかわりを追求したらしい。エイズってのは、社会の偏見をものすごくはっきりと映し出す病気なんだよな。当事者からのアクションか。 しかしまあ、未だに金や手間がかかる病気だし、感染を防げればそれに越したことはないんじゃなかろうか。 選挙の記録が消えている。私がそのことに気づいたのは、現憲法下における全市町村の選挙がいつ行なわれたかを調べている最中であった。選挙の時期くらい総務省に尋ねればわかると思っていたのだが、実は総務省はおろか、ほとんどの都道府県選管、多くの市町村において、昔になるほど市町村選挙の資料が残っていなかった。日付すらわからない

    2013-12-29
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2013/12/30
    「実は総務省はおろか、ほとんどの都道府県選管、多くの市町村において、昔になるほど市町村選挙の資料が残っていなかった」「公職選挙法施行令で選挙記録の保存期間が首長や議員の任期とされているからだろうが」
  • 2012-07-17

    15日に所用ついでに、白川や大井手川の周辺を回ってきた。復興作業中の人たちの邪魔にならないように遠巻きに。被害の大きかった龍田陣内4丁目や龍田1丁目の川沿いまでは行っていない。行動範囲は白川沿いが三協橋から大甲橋まで。大井出川沿いが九品寺から大江渡鹿の交差点付近まで。白川の右岸側が結構広い範囲で浸水していて驚いた。あと、黒髪の豊後街道の浸水地域は、細かい火山灰が堆積していたため、風が吹くと目が痛かった。 しかし、作業中の人を撮るのを躊躇したせいか、全然まともな写真がないな。 以下、上流から。 龍田1丁目 対岸から 三協橋から いちばん手前の曲がり角で曲がった。このあたりが水につかった一番上になるようだ。水田に漂着物が散乱していたり、ブロック塀が水圧で倒れていたり。 龍田陣内4丁目 入口付近の比較的高い場所しか印象になかったが、被災したリバーサイドニュータウンはずいぶん水面から低い場所だった

    2012-07-17
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2012/07/18
    大雨の爪痕
  • 2011-07-09

    暑ちい… 今日は『テックジャイアン』のバックナンバーを中心にブックオフに売ってきたけど、結構いい金になったな。同じくらいの額を別のところで使ったわけだが… 宗教で読む戦国時代 (講談社選書メチエ) 作者: 神田千里出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/11メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (23件) を見る 昨年前半に買ったが、そのまま積んでいた。メチエ攻略作戦にかこつけて読む。 戦国時代に宗教がどのような社会的位置を占めていたかを、具体的な状況に即して分析している。第一章はイエズス会の宣教師から見た日の仏教。日の宗教環境が、宣教師の目から見て意外なほどヨーロッパと似ていたという指摘。高度に発展した宗教文化と教義の流通。第二章は戦国時代の信仰の中核を占めた「天道」思想について。様々な神は仏は一体のものであるという観念

    2011-07-09
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/07/10
    神田千里『宗教で読む戦国時代』
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