桐野作人 on Twitter: "坂本龍馬が大政奉還の功労者というのは納得いかない。龍馬が慶応3年（1867）10月9日に上京したときには、薩土の間で大政奉還建白の合意がすでに成立していた。後藤象二郎の提案に対し、9月27日に大久保一蔵が、小松帯刀が薩摩藩を代表し… https://t.co/5PZ4oa8G6N"
坂本龍馬が大政奉還の功労者というのは納得いかない。龍馬が慶応3年（1867）10月9日に上京したときには、薩土の間で大政奉還建白の合意がすでに成立していた。後藤象二郎の提案に対し、9月27日に大久保一蔵が、小松帯刀が薩摩藩を代表し… https://t.co/5PZ4oa8G6N
桐野作人 on Twitter: "昨夜の大河「青天を衝け」で桜田門外の変が描かれた。昨日、事件がニューヨークタイムズ紙（当時は前身のニューヨーク新聞）を通じて世界に伝えられたことを紹介した。記事は手許にあるのだが、著作権の関係でアップできない。日付は1860年7月10日付、旧暦だと万延元年6月22日。#青天を衝け"
昨夜の大河「青天を衝け」で桜田門外の変が描かれた。昨日、事件がニューヨークタイムズ紙（当時は前身のニューヨーク新聞）を通じて世界に伝えられたことを紹介した。記事は手許にあるのだが、著作権の関係でアップできない。日付は1860年7月10日付、旧暦だと万延元年6月22日。#青天を衝け
桐野作人 on Twitter: "昨夜の「麒麟」。光秀は義昭上洛以来、義昭と信長に僚属していたが、いつ、どんなきっかけで義昭から離脱したのか、通説は谷口克広さんなどの元亀2年（1571）暮れあたり。ちょうど昨夜の「麒麟」の頃です。一方、金子拓さんは近著で1年弱遡ら… https://t.co/45vANbQUdp"
昨夜の「麒麟」。光秀は義昭上洛以来、義昭と信長に僚属していたが、いつ、どんなきっかけで義昭から離脱したのか、通説は谷口克広さんなどの元亀2年（1571）暮れあたり。ちょうど昨夜の「麒麟」の頃です。一方、金子拓さんは近著で1年弱遡ら… https://t.co/45vANbQUdp
桐野作人 on Twitter: "光秀が摂津晴門にはめられた一件。元ネタはあり。ただし、ドラマ進行時点より1年後の元亀元年（1570）4月のこと。東寺八幡宮領の山城国下久世荘を光秀が押領したので止めてほしいと幕府奉行人に訴えがあった。訴状には光秀は幕府の命で、一職… https://t.co/OXNvUhEqhP"
光秀が摂津晴門にはめられた一件。元ネタはあり。ただし、ドラマ進行時点より1年後の元亀元年（1570）4月のこと。東寺八幡宮領の山城国下久世荘を光秀が押領したので止めてほしいと幕府奉行人に訴えがあった。訴状には光秀は幕府の命で、一職… https://t.co/OXNvUhEqhP
桐野作人 on Twitter: "なお、ドラマでは光秀は義昭を守って、庫裏の地下室みたいな所に隠れたが、これは史実とは思えないが、しかも損をしたのではないか。山鹿素行『武家事紀』の説を採用すればよかったのに。これには本国寺合戦のとき、義昭の警固衆の間で誰が惣門を守るかについて入れ札が行われたとある。#麒麟がくる"
なお、ドラマでは光秀は義昭を守って、庫裏の地下室みたいな所に隠れたが、これは史実とは思えないが、しかも損をしたのではないか。山鹿素行『武家事紀』の説を採用すればよかったのに。これには本国寺合戦のとき、義昭の警固衆の間で誰が惣門を守るかについて入れ札が行われたとある。#麒麟がくる
桐野作人 on Twitter: "今夜の「麒麟」。関白近衛前久が上座、将軍義輝が下座になっているが、室町殿である義輝のほうが上座じゃないかな？ たとえば前久の前名、晴嗣は先代将軍義晴からの偏諱授与である。その儀礼と矛盾しないか？ #麒麟がくる"
今夜の「麒麟」。関白近衛前久が上座、将軍義輝が下座になっているが、室町殿である義輝のほうが上座じゃないかな？ たとえば前久の前名、晴嗣は先代将軍義晴からの偏諱授与である。その儀礼と矛盾しないか？ #麒麟がくる
桐野作人 on Twitter: "今夜のファミリーヒストリーは女優の鶴田真由さん。番組の最後に彼女の高校時代と思しきフォトが出たが、さすがに鎌倉の美少女。同世代の男子たちが声を掛けたくてもかけられないほど圧倒されたというのがよくわかった。https://t.co/TwfYuJCJRl"
今夜のファミリーヒストリーは女優の鶴田真由さん。番組の最後に彼女の高校時代と思しきフォトが出たが、さすがに鎌倉の美少女。同世代の男子たちが声を掛けたくてもかけられないほど圧倒されたというのがよくわかった。https://t.co/TwfYuJCJRl
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https://twitter.com/kirinosakujin/status/1675724471523762176
桐野作人 on Twitter: "小松帯刀が一橋慶喜から何度も豚肉を要求されて、手持ちがなくなってしまい、大久保一蔵に余分があれば送ってほしいと依頼しています。小松は「大名とはわがままで困ったものだ」とこぼしています。 また、国許の妻お近さんが小松に牛肉も送ってい… https://t.co/phK3qF8tmn"
桐野作人 on Twitter: "細川ガラシャの研究者、日向志保さんからご論考「玉甫紹琮によるガラシャ七回忌―戒名「秀林院殿」をめぐって―」（『戦国史研究』82号、2021年）を頂戴しました。御礼。玉甫紹琮は細川幽斎の実弟で、大徳寺塔頭高桐院の開山でもあります。余… https://t.co/3jGMFLVh85"
桐野作人 on Twitter: "織田信長や家臣団の研究で知られた谷口克広さんご逝去。 かれこれ30年近くお世話になった。谷口さんの学恩には感謝してもしきれない。 とくに『織田信長家臣人名辞典』はライフワークともいえる大著だった。 ご冥福を心よりお祈りします。 https://t.co/baQJMpJMIb"
桐野作人 on Twitter: "慶喜を家康にたとえたのは木戸孝允。ドラマから3年ほどのち。土佐藩士の土方久元『回天実記』慶応3年3月21日条に「一橋の胆略決して侮るべからず、若し今にして朝政挽回の機を失い、幕府に先を制せらるる事あらば、実に家康の再生を見るが如し… https://t.co/cOetCc2xkI"
桐野作人 on Twitter: "本日は甲東忌。内務卿だった大久保利通（1830～78）の144回忌。総長、登庁途中、紀尾井町で落命。享年49。 写真は鹿児島に立つ甲東銅像と青山墓地にある甲東墓。甲東の号は甲突川の東に実家があったことから。銅像写真は同川の東、高麗… https://t.co/2Et5LA99Fu"
桐野作人 on Twitter: "幕閣の追加処分で、斉昭は「永蟄居」、慶篤は｢差控」、慶喜も「隠居・慎」となった。本日はこの場面だった。慶喜は家臣たちに「不肖の我等、御屋形を汚し候段、幾重にも詫び入れ候」と詫び状を出した。慶喜ときに23歳。若すぎる隠居である。だが… https://t.co/ZU38HaYcXi"
桐野作人 on Twitter: "「遠加美講」は神道だというが、陰陽道などを混ぜ込んだ民間の新興宗教だったようである。 あと、従兄の尾高純忠からアヘン戦争の書物を渡され、渋沢は夜を徹して一心不乱に読みふけっていたが、その後の江戸遊学から高崎城乗っ取り、横浜焼き打ち計画につながる伏線だろう。#青天を衝け"
桐野作人 on Twitter: "信長は天正2年（1574）3月の蘭奢待切り取りに叙爵（五位に昇ること）して昇殿を許された。公卿の官位記録『公卿補任』には信長が切り取りの直前に従三位参議に昇進したとされているが、これは信長がのち急激に官位昇進を遂げたため、それを段… https://t.co/UdtjHXyjDi"
桐野作人 on Twitter: "今夜の「麒麟」。信長の朝倉義景攻めが実行となり、いよいよ元亀争乱の始まりだが、時系列が混乱していたので順番どおりに見てみる。 まず、本国寺合戦ののち、永禄12年（1569）1月19日、正親町天皇と信長の対面が実現した。本日のドラマ進行時点よりもほぼ1年前のことである。#麒麟がくる"
桐野作人 on Twitter: "今夜の「麒麟」。二条晴良を「〜はれよし」と正確に呼んでいたな。でも、木下藤吉郎が信長を「信長殿」と呼んでいたが、いかがなものか。呼ぶなら「信長様」「殿様」か「御屋形様」だろう。「信長殿」では朋輩への呼び方だな。#麒麟がくる"
桐野作人 on Twitter: "昨夜の「麒麟」。美濃立政寺での会見で、義昭が信長を「織田尾張守」と呼んでいたが、その名乗りはほとんどこの時期が最後。1カ月後の上洛戦のときはすでに「織田弾正忠」と改めているが、この名乗りの出番はなかったような。弾正忠は父信秀も名乗った官途名。"
桐野作人 on Twitter: "大河「秀吉」。沢口靖子演じる北政所。 名前の読み方もここ半世紀で二転三転。 ねね→おね→ねね 昔は「ねね」、大河「秀吉」の前後は「おね」。 そして今はまた先祖返りして「ねね」。 近年、堀新さんが「ねね」だと実証した。"