ニュース 2011年09月15日 台湾出身のマルチタレントのビビアン・スーが、日本人が台湾先住民たちに首を刈られるなどの残虐な手法で殺される抗日的映画『賽徳克・巴莱(セデック・バレ)』に出演し、同作が先日開催されたベネチア国際映画祭で、複数の海外メディアからその残虐性を厳しく批判されたことが、ネットや9月13日発行の「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)で取り上げられ、話題となっている。 問題の映画は、1930年に日本統治下の台湾で起きた、台湾の先住民族による武装蜂起「霧社事件」をリアルに描いた作品だ。前後編2時間ずつある中、前編は先住民族が霧社村の各地の駐在所や学校の運動会に乱入し殺りくを繰り広げるシーンが大半を占め、先住民が大きなナタで日本人憲兵の首をはねる様も数多く登場するという。 香港のニュースサイト「鳳凰網」は、ビビアンをはじめとする役者の演技は評価したものの 、「殺りく場面が多すぎて、