2021年9月17日のブックマーク (1件)

  • 秋の早い夕暮れ - ururundoの雑記帳

    夕方 6時を過ぎると もう あたりは暗い。 「つい この間まで7時を過ぎても明るかったのに」 と 毎日思う。 山の暗闇を明るく照らす LEDの街灯。 この街灯の下で 最近は姿を見せない狐を スポットライトのように照らしていた。 元気でいるのか? 見上げれば 灰色の厚い雲。 流れ去る雲の合間に 現れては隠れる 秋の月。 近づく台風の湿った空気の中 灰色の空の下に 立つ私を 又 現れた月が 弱々しい光で照らす 秋の早い夕暮れだ。

    秋の早い夕暮れ - ururundoの雑記帳
    btomotomo
    btomotomo 2021/09/17
    第一連・第二連で「ほんとそうだな」と読者を柔らかく引き込み、第三連の特異なフラッシュバックが鮮烈な「転」となる。そして時間軸をふわりと戻して終わる。「詩」であり、「作品」。〝立つ私〟が余韻を強める。