「酒で内臓をアルコール消毒」なんて酒好きの冗談としか思っていませんでした。 もし本気でアルコール消毒したいならエタノールが最大の効果を発揮する70%ウォッカを飲むべきで、10%前後の酒に意味なんて無いはず。 …ところが、先日NHKで放送された「酒の知られざる真実」を見て、もしかすると酒は本当に体内を消毒しているのかも。そんな風に考えが変わりました。 昔から風邪のときに卵酒を飲む習慣もありましたし、経験則や言い伝えレベルの話だった「酒は百薬の長」の風邪薬としての働き、案外本当にあるのかも。 まだエビデンスのない話なので、話半分として「NHKが酒飲みの味方をする内容を放送したんだな」くらいに軽く受け止めてくれるとありがたいです。 効果を発揮するのはアルコールではなくアセトアルデヒド 飲酒による感染症への抵抗はアルコールそのものではなく、肝臓で処理された「アセトアルデヒドが病原菌を攻撃する」とい