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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (9)

  • 最近面白かったコピペ: たけくまメモ

    こないだ2ちゃん見てたら、よくできたコピペがありました。もうあっちこっちに張られているようで、見た人も多いかもしれませんが、面白かったので紹介します。 「プロジェクトX~挑戦者たち~ ミートホープの挑戦。奇跡の牛肉抜き牛肉風味コロッケ」 メーカーから、もっと安い牛肉コロッケを作れと迫られていた。 思案に暮れていたとき、社長は意外な事を言った。 「牛肉を抜いてみたらどうだろう」 工場長は戸惑った。 牛肉コロッケから牛肉ミンチを抜いたら牛肉コロッケでなくなってしまう。 「無理です。出来ません」工場長は思わず叫んだ。 「俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で作り上げるんだ!」 社長の熱い思いに、工場長は心を打たれた。肉屋の血が騒いだ。 「やらせてください!」 それから、夜を徹しての偽装ミンチ作りが始まった。 牛肉の代わりに、豚でも鶏でも、肉ならなんでもミンチにして混ぜた。 しかし、物の牛肉

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    budapest 2007/06/26
  • 川内康範先生の想い出(2): たけくまメモ

    ←インタビュー中、赤田祐一編集長が撮影した川内先生(QJ創刊2号) QJ川内インタビューのある意味での白眉は、戦時中先生が徴兵されて海軍に入ったあたりの話ですが、ここで先生は決定的な体験をします。そこは最近「森進一が怯える川内康範の知られざる履歴書」という記事を載せた「週刊新潮」ですら遠慮して書かなかった部分で、先生の秘書から「私も初めて聞きました」とまで言われた重要な話なのですが、先生が戦後、玉砕した英霊たちの遺骨収集活動に邁進され「憂国の士」となったきっかけとして、非常に納得できる話でした。 ずるいようですが、詳細はこの秋再刊される文庫にゆずります。まあごく簡単に書くなら、先生には「病気除隊」して自分だけが生き残り、多くの戦友が死んだことに対する後ろめたさというか、贖罪意識があるわけです。その話をされたとき、先生は声をつまらせ、ふりしぼるように「俺は卑怯者だ!」と慟哭されたことが昨日

  • あれが“死”か。(1): たけくまメモ

    ブログにも既に何度か書いたが、昨年12月19日、俺は2度目の脳梗塞発作を起こして死にかけた。医者や親父の話を聞くと、脳出血も起こしていて当に死の一歩手前まで行ったようなのだが、残念なことに俺はまったく覚えていない。麻酔でぐっすり眠っていたからである。 だから、死の淵をかいま見た人の多くが体験するという、いわゆる「臨死体験」も経験しなかった。もしかすると経験したのかもしれないが、全然覚えていない。勿体ないことである。立花隆の『臨死体験』その他類書をひもとくなら、臨死体験のパターンは世界中でおおむね決まっていて、暗黒の世界にある暗く狭い穴にグングン引き込まれていくと、突然視界が開けて光に満たされた広大な空間があらわれるのだという。人によってはそこは草原であったり花畑であったりするそうだが、なぜか前方に川が流れていて、向こう岸に死んだはずの肉親などが立っていてこっちに向かって手を振っている。そ

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    budapest 2007/02/08
  • 俺的によかった音楽: たけくまメモ

    「第一回・頭のおかしい音楽祭」に沢山のご応募、ありがとうございました。どれがベストというわけではないのですが、俺的によかったPVをピックアップしたいと思います。これ以外にも面白い音楽ビデオがありましたらご紹介ください。意外と好評企画になりましたので、今後は月に一回くらい開催したいですね。 他にもたくさんありましたが、以下が今回、俺的に「グットきた」ビデオたちです。おそらくもっとあると思いますので、皆で教えあいましょう。 http://www.youtube.com/watch?v=FVjDNcqpioM http://www.youtube.com/watch?v=06Qm-Z5OsHw http://www.youtube.com/watch?v=XQgLO86V4aE http://www.youtube.com/watch?v=-gTX2Y4C99s http://www.youtu

  • 第1回「頭のおかしい音楽祭」: たけくまメモ

    ところで「たけくまメモ」には音楽ネタがあまりにも少ないと思いませんか? 俺は思います。まあ、高校生になるまで家に音楽プレイヤーがなく、音楽といえばテレビの歌謡番組でしか聴いたことがない人間なので仕方がないのですが。俺が生まれて初めて自費で購入したレコードはあがた森魚の『乙女の儚夢(ろまん)』と芸能山城組の『恐山』でした。当時(1976年頃)はユーミン全盛期でしたので、クラスの皆と話があわないことおびただしかったです。 それでも、俺の好みの音楽というのもあって、ジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』が80年に出たときには、早速購入してオノ・ヨーコの曲だけをテープにダビングし、毎日そればかり聴いてた時期もありました。今まで、オノ・ヨーコの音楽のファンだという人には、ジョン・レノンと俺以外ではあまり会ったことがありませんです。 とにかく、まあ俺はあまり音楽的な人間ではないことは確かですけど、強

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    budapest 2006/11/03
  • 吉祥寺アニメ祭成功御礼: たけくまメモ

    ちょっとご報告が遅れましたが、この金曜に行われた「第二回・吉祥寺アニメーション映画祭」が成功裏に終了しました。受賞作品は以下の通りです。 ●グランプリ 「電信柱のお母さん」(坂元友介) ●優秀賞 「花の翳」(吉田暁) ●審査員特別賞 「ひよこどんとてれび」(松下藍) ●審査員特別賞佳作 「太陽に喧嘩を売った男」(塩見信隆) 「おしるこ」(青木純) 「In Silence」(上杉真理子) ●STUDIO4℃賞 「Apartment!」(青木純) ●コアミックス賞 「オデカケメエメエ」(くぼたえみ) とにかく昨年に比べると異常な作品の充実ぶりで、審査員一同これで来年への希望が繋がったと胸を撫で下ろしているところです。グランプリの坂元さんはNHK「デジスタ」で評判になった気鋭の作家ですが、「電信柱」は世界のどこに出しても恥ずかしくない作品ではないでしょうか。電信柱に育てられる人間の子供の話で、一

  • たけくまメモ : 【著作権】平沢進インタビューが面白い

    ITmediaで小寺信良氏が執筆している平沢進インタビューが面白い。平沢氏はテクノユニットP-MODELのリーダーとして、もうかれこれ四半世紀も活動している大ベテランのミュージシャン。彼はまた、音楽出版社とJASRACに「支配」されている音楽業界のありかたに疑問を持ち、自分の曲は自分で管理したうえで、自分のサイトでの音楽配信を1999年から続けていることでも有名です。 http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html ↑「保証金もDRMも必要ない」音楽家・平沢進氏の提言(聞き手・小寺信良) 俺もつねづね出版界のシステムには疑問を持っているわけですが、音楽界の著作権管理のことは正直いってよくわかりませんでした。JASRACが著作権管理を「代行」していることは知ってましたが、実際にはミュージシャンとJASRAC

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    budapest 2006/06/18
  • たけくまメモ : マンガ家の描写盗用問題についての私見

    例の少女マンガ家による「スラムダンク」の構図盗用問題について、「竹熊の意見が聞きたい」という声があちこちから寄せられるようになりました。著作権問題についてはかねてから関心のあるところであり、この際「報道から知りうる範囲」を材料にして、自分の意見を述べてみたいと思います。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0510/18/news099.html http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051019k0000m040140000c.html http://www.kodansha.co.jp/info.html(←講談社お詫び文/現在削除) http://www.kodansha.co.jp/betsufure/(←編集部&著者お詫び文) http://cabin.jp/k55yuki/(←ネット上で設

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    budapest 2005/10/20
  • たけくまメモ : ゾンビになりたい(後編)

    死霊のえじき 完全版 それでロメロのゾンビなんですけど。ご多分に漏れず、俺が最初に見たのは1978年の『ゾンビ(ドーン・オブ・ザ・デッド)』からなんですよ。'78年というと高3か……この年はあれですよ、『ルパン三世・カリオストロの城』が公開されてロリコンという言葉が初めて映画館に鳴り響いた年でした。「妬かない妬かない、このロリコン伯爵!」って山田康雄が叫んだ瞬間、新宿の映画館で背後の席からクスクス笑いが聞こえたのを昨日のことのように覚えてますよ。 ※ここの記述は俺の勘違い。『カリ城』が公開されたのは'79年でした。 まだオタクという言葉もなかった時分なのに、あの言葉に反応する客がすでに存在したんですねえ。でもカリ城はその手のオトモダチ以外は全然お客が入らなくて、すぐ打ち切りだったんですよ。同年公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト』より面白いと思ったんだけどなあ……その宮崎先生も今や国民作家。隔世の

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    budapest 2005/08/15
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