どこが洪水にあいそうかを事前に予測するAIシステムを開発したり、3次元ディープラーニング(深層学習)技術を活用して肺がん診断AIを開発したり、AIを使って社会課題の解決に積極的に取り組んでいるグーグル。そうした取り組みを、日本でも強化していくようだ。 7月10日、グーグルは「Google AI for Japan」を発表した。このプログラムは、日本における次世代のAI人材の育成支援のほか、ビジネスや社会的な問題解決に向けたAI活用の促進、さらには国内のAI研究への貢献といった3つの活動を目的としたもの。 「日本には、長年に渡る優れた研究と教育の伝統があり、成長を続ける活発な機械学習コミュニティが存在する」とグーグル AI統括のジェフ ディーン (Jeff Dean) は語り、そのことが「Google AI for Japan」を始める理由にもなっているという。 6人の研究者に500万円相当