22日、新潟県糸魚川市で住宅などおよそ150棟が焼けた大規模火災で、警察は、火元のラーメン店での鍋の空だきが出火の原因と見られると明らかにしました。店主は鍋に火をつけたまま店を離れ、戻ってきたら火が出ていたと説明しているということで、警察は詳しい状況を調べています。 出火からおよそ30時間たったきょう午後4時半になって、火は完全に消し止められました。 市の災害対策本部によりますと、延焼した範囲はおよそ4万平方メートルに及ぶと見られ、今も付近の363世帯の744人に避難勧告が出されています。 この火災で、警察は、23日夜、火元のラーメン店での鍋の空だきが出火の原因と見られると明らかにしました。 この店の72歳の店主は、「開店前の料理の準備の際、鍋に火をつけたものの、いったん店を離れ、戻ってきたら火が出ていた。火を消そうとしたが勢いが強く消せなかった」などと説明しているということです。 警察と