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歴史と今頃ブクマに関するbuhikunのブックマーク (2)

  • 秘密。 - kananaka's blog

    昼寝する子ども  (新川和江) 眠っている子どもは 眠りの国を 今 どのあたりまで行っているのだろう よちよちと 家の中を 伝い歩きしかしたことのない まだ土踏まずもできていない やわらかな小さな足で 手もつながずに ひとりで 寝顔がときおり 花の蕾のようにほころぶ 母親のわたしにも見せたことのない このような佳(よ)い微笑(ほほえみ)を この子の頬に浮べさせるひとが 其処にはいるのだろうか あ、またわらった カーテンを優しく揺すってくれている そよ風の生まれ故郷よりも遠く 古い額縁の中の 見知らぬ異国の港町よりも遠く 添い寝したところで追いつくすべない はるかな距離を 嬉々として ひとり歩きしている幼な子 今からちょうど一年前、一通の書留が届いた。差出人はひと月ほど前に鬼籍に入った父方の親族である。 生前より父とは折り合いが悪く―――否、折り合いが悪いどころの話じゃない、幼いころに生き別

    buhikun
    buhikun 2012/01/04
    遅まきながらおめでとうございます<m(__)m>お身内ほどかはどうかですが、わてくしもゴンタな人の親でして。まあ少なくとも「カーネーション」の小林薫の上はいってるかと(苦笑)
  • 竹矢来【転載】 - 虚構の皇国

    「詩人会議」という雑誌に掲載されたものだそうです。 作者の京土竜氏のプロフィールは、わかるかぎりですが―― 京都の旧制専門学校を出て「立川飛行機株式会社」に1943年4月入社 陸軍軍用機試作設計技術一課の技術者。 45年4月に鳥取連隊に入隊,満州に渡る。 ハルピンの部隊入隊。「玉砕部隊」のはずであったが奇跡的な幸運で9月に帰国できた。 この作品は「赤旗」1989年2月4日付「読者の文芸」に初出(以後推敲4回)。 http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~konami/kotoba/takeyarai.html 竹矢来    京 土竜 岡山県上房郡 五月の山村に 時ならぬエンジン音が谺(こだま)した 運転するのは憲兵下士官 サイドカーには憲兵大尉 行き先は村役場 威丈高に怒鳴る大尉の前に 村長と徴兵係とが土下座していた ――貴様ラッ!責任ヲドウ取ルカッ! 老村長の額から首筋

    竹矢来【転載】 - 虚構の皇国
    buhikun
    buhikun 2011/06/20
    岡山いうところが映画「キャタピラー」と共通だが、内容も相当程度重なり合うのうorz
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