「愛と多様性がこの国を作っていると、世界に示したい」 五輪モード、緊張と高揚に包まれた開幕直前のパリを歩いた
取るに足りない、どうでもいいことのように感じていたのだが、どうもそうではないらしい。 小泉純一郎元首相の「脱原発」発言、発言それ自体というより、発言に対する人々の反応のほうである。 まずは、小泉がどういう場面で何を言ったのか、それを見てみよう。 毎日新聞(8/26): <風知草>小泉純一郎の「原発ゼロ」=山田孝男 脱原発、行って納得、見て確信―。今月中旬、脱原発のドイツと原発推進のフィンランドを視察した小泉純一郎元首相(71)の感想はそれに尽きる。 三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。道中、ある社の幹部が小泉にささやいた。「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方になってくれませんか」 小泉が答えた。 「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、10人いて3人が賛成すれば、2人は反対で、後の5人は『どっちでもいい』というようなケース
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