JR北海道は、北海道新幹線の開業準備の一環として来年の元日に青函トンネルを通るすべての列車を運休させることから、代替の交通手段として函館と青森を結ぶフェリーを運航させることになりました。 北海道新幹線の開業にあたって青函トンネルでは運行管理システムや電圧を新幹線用に切り替える必要がありJRは、年末年始に青函トンネルを通る列車を運休させて最終的な切り替えテストを行うことにしています。 このうち元日は、青函トンネルを通るすべての列車を運休させる上、代替手段となるフェリーも年末年始ダイヤで減便になっています。 このためJRでは、交通手段の確保に向けてフェリー会社に依頼して函館と青森の間のフェリーを1往復、運航させる方針を決めました。 JR北海道広報部は「ご不便をおかけし申し訳ないが、利用者への影響を少しでも減らすため今回の対策を決めた。準備をしっかり行って開業に万全を期したい」と話しています。