応援するチームが負けるとその忠誠心は強くなる。サポーターが弱小チームの応援を止められない理由(英研究) 記事の本文にスキップ サポーターがサッカークラブに捧げる忠誠心は、勝利はもちろんのこと、敗北でも強くなる。敗北の痛みを分かち合うことで、同じチームを応援する仲間としてサポーターを団結させるのだそうだ。 この現象は”アイデンティティの融合(Identity Fusion)”といい、大した成果を残していないチームがサポーターから熱狂的に愛されることがある理由を説明する。屈辱的な降格など、手痛い経験が実際には弱小チームへの支援を強化するようなのだ。 オックスフォード大学認知進化人類学研究所(Institute of Cognitive and Evolutionary Anthropology)のマーサ・ニューソン(Martha Newson)氏は、その典型例としてリーグ下位が定位置だったレス